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2016/07/22

ジン・アンド・ジニー・オーガニック蒸留所(Ginn & Ginnie Organic Distillery)見学!!

本日は2016年4月下旬に見学させて頂いたドイツ南部のフリードリヒスハーフェンにある「Ginn & Ginnie Organic Distillery」を紹介致します。

ジン&ジニーというオーガニック・ジンを蒸留されているクリスティーン・ブルーガー(Chistine Brugger)さんと家内が以前から面識があり、ようやくアポが取れて念願の蒸留所見学となりました。

こちらに訪れる前にシュテーレミューレ蒸留所見学に行き、そこで働いていらっしゃる江口宏志さんに車で送って頂き、3人で見学して参りました。

なかなか蒸留所が見つからず、勘の鋭い家内がとあるお家を見つけ、無事にクリスティーンさんと再会し見学させて頂く事になりました(^-^;



写真上は、探している時にうろうろしてしまったクリスティーンさんの実家の果樹園です。


クリスティーンさんは、調香師として香りの勉強をされた方で、現在はAroma/Reichというアロマとフードのコンサルタント会社の知覚科学者として活躍されている傍ら、実家の蒸留所の4代目としてジンをお一人で蒸留されています。

蒸留所は、果樹園の小屋にありました。

こちらが「ジン&ジニー・オーガニック蒸留所」です!



※蒸留所内は撮影禁止なため、写真は Organic Distillery様のFacbookページから一部お借りしております。


蒸留所の扉を開けると、正面にアーノルド・ホルスタイン社の蒸留機(240リットル)とご対面し、テンションが上がってしまいました!




右の窓側は、アルコールに浸されたボタニカル瓶、充填機やラベル貼などする作業スペースとなっておりました。

ボタニカルの収穫はご近所の方々にお手伝い頂いたりし、その後からはお一人でお酒の蒸留、ボトリングの充填、ラベル貼、マーケティング、出荷まで全てやられているそうです。




こちらでは、GINNとGINNIEという2種類のジンを造られています。

素材は全てオーガニックで、柑橘の皮やハーブなど分けてアルコールの進出し、それぞれで蒸留した後にブレンドして造るそうです。

GINNは男性的で、オレンジやカフィア・ライムといった柑橘系でスパイシー&ウッディーな味わい。

GINNIEは女性的で、お花やハーブ、ペッパー、カルダモンを使用したフローラルな香の余韻が長いタイプです。



テイスティングや、元となるお酒をムエットで嗅いだり口にしたりしながら、クリスティーンさんのレクチャーを聞き勉強させて頂きました。

商品は、ジンとジニーそれぞれのレギュラーサイズの200mlボトルと、マグナムサイズの500mlがあり、サンプル瓶では遮光瓶タイプのものがあります。

最後は、家内が持っていったお土産を気に入って頂けたのか?非売品で8本しか造れなかったフルーツ・ブランデーをテイスティングさせて頂き、更に感動でした!



最後に蒸留所内は撮影禁止でしたが、クリスティーンさんと家内と私と3人での記念写真の撮影だけ許可を頂きました。

クリスティーンさん、帰国されたお忙しい日にも関わらず、本当にありがとうございました!




そして江口さん、色々大変お世話になりました!


カクテルバー・ネマニャでは、ご紹介のオーガニック・ジン「ジン&ジニー」をご用意しております。

とても美味しいジンですので、是非お試し下さいませ!