日本で開発された新しい成分抽出法「低温真空抽出」のハーブのセルエキストラクト(細胞水)のサンプルがあるとの事でした。
低温真空抽出は、2014年頃から話題になりはじめた抽出法です。
真空にして40℃前後の低温で抽出できるので、熱に弱い成分を自然に近い状態で抽出できるそうです。
特許取得のオリジナル・ツールにより、真空度-95kPaが実現できたそうです!
水蒸気や溶剤など一切使用しないので、乾燥機として製品化されている技術の応用機で、100%原料由来の芳香物質抽出が可能な抽出法との事です。
精油に比べ、味わいや香りが無いですが、濃度もかなり高く、水溶性の液体です。
日本食品分析センターでの分析結果もクリアしているので、将来的にカクテルのブレンドにも大活躍しそうな液体です。
今度、低温真空香気成分抽出装置を見学しに行きたいと思います。