本日は大正時代に考案されたカクテル【Prince Chichibu Cocktail / プリンス・チチブ・コクテール 】の紹介です。
1929年の秋山料理研究所の第4版となる「コクテール混合酒調合法」に掲載されるカクテルで、著者で宮内省(宮内庁)で主厨長であった秋山徳蔵 氏考案。
写真上は秋山徳蔵 氏。
秩父宮雍仁親王殿下にちなんで名付けられたもので、1926年に秩父宮雍仁親王殿下がスイス・アルプス最高峰の一つであるマッターホルンに登頂され、日本山岳会やスキー連盟の総裁などを務めた功績から、国民的から親しみを持って通称「山の宮様/プリンス・チチブ」で呼ばれました。カクテルはこの時期に考案されたと推測しています。
写真下2枚は、秩父宮雍仁親王殿下。
「Prince Chichibu Cocktail」レシピは以下です。
ドライ・ジン 1/2
ホワイト・キュラソー 1/4
チェリー・ブランデー 1/4
オレンジ・ジュース 2tsp
オレンジ・ビターズ 1ダッシュ
アンゴスチュラ・ビターズ 1ダッシュ
シェークして、ソーサー型シャンパン・グラスに注ぎ、オレンジ・スライス一枚を浮かべる。
別名「ヤング・プリンス・コクテール 」とも呼ばれていました。ヤング・プリンスは、殿下が1925年~1928年にイギリスのオックスフォード大学モードリン・カレッジに留学していた際に呼ばるていた愛称です。
また新しいスポーツや文化に熱心であったことから「Sporting Prince」としても知られ、帰国後は日本でラグビーやスキーを広めるなど「スポーツの宮様」としてスポーツ振興に尽力されました。
プリンス・チチブ・コクテール是非お試しください!




