本日はイギリスのジン「ボンベイ・サファイア・ドライジン」を製造している蒸溜所に行って参りました。
ベイジングストーク駅から76番バスで30分程の停留所ラヴァーストーク・ミルで下車すると真ん前に【ボンベイ・サファイア蒸溜所】がありました。
改めて勉強で以下はボンベイ・ジンについてのメモ。
創業は1761年。
トーマス・デーキン氏がジンを造るために、イギリスのウォリントンの土地を買いジンの製造を始める。
1960年に「ボンベイ・ロンドン・ドライジン」をアメリカで発売。
イギリス統治下のインドでジンが人気を博したことから、インドの都市名のボンベイ(現在のムンバイ)を商品名に採用。
ボタニカルは、ジュニパーベリー、アーモンド、レモンピール、リコリスルート、アンジェリカルート、オリスルート、コリアンダーシード、カシアバークの8種類。
1963年にラヴァーストーク・ミルで閉鎖した製紙工場跡地を改築して現在の蒸溜所に。
1987年より「ボンベイ・サファイア・ロンドン・ドライジン」を発売。
ボタニカルは、ボンベイ・ロンドン・ドライジンにクペバ、グレインズ・オブ・パラダイスが加わり10種類。
ベーススピリッツは、冬小麦を原料として造られグレーン・スピリッツ。
蒸溜機は12000リッター2機(ヴィクトリアとヘンリー)と3000リッター2機(トーマスとメリー)の合計4機が稼働。
ボタニカルの抽出は、スチーム法(ヴェーパー・インフュージョン製法)。
ハートに加水する水は、ウェールズのヴェルヌイ湖を水源にしたもの。