2025/12/17

2025年最後のゲストシフトは広島 Bar the Lounge TopNote様にて開催!

 今年最後のゲストシフトは 2025年12勝手21日(日)、広島 Bar the Lounge TopNote様にて!

【Date】 12月21日

【Time】 二部制   

一部 14時半~16時半   ドアオープン14時15分

二部 18時〜20時  ドアオープン17時45分


[Capacity]

各回30名様

※着席形式、相席になる場合があることをご了承下さい。

[Content]

Welcome drink + Signature cocktail 4 types + Finger food





会場:Bar the Lounge TopNote (1 号店)

〒730-0033 広島県広島市中区堀川町6-1B1

082-248-1775

[Reservation]

・本館の電話番号 082-248-1775

・トップノートのインスタDM

●Mr.Hojo's profile

バーテンダー歴33年。都内のバーや東京會館、ホテル・グランドパレスで修業を積み、2000年に日本人初としてフレアバーテンダー世界大会へ出場。国内外の大会で数々の優勝経験を持つ。

2018年、国内初のノンアルコールジン「NEMA 0.00%」を開発し、2020年に製造特許を取得。

現在は横浜のカクテルバー・ネマニャのオーナーバーテンダーを務める傍ら、クラフトジンやウイスキーのアンバサダー業務、横浜ジン蒸溜所の商品監修など、多岐に渡りカクテル文化全般の発展に尽力している。

・ノンアルコールジン・ネマ 0.00%創業・開発者

・一般社団法人 全日本フレア・バーテンダーズ協会(anfa)名誉相談役

・アジア・パーテンダーズ協会(ABA) 相談役


●Mr.Suzuki's profile

2002年から「MARTINIの神」と呼ばれる毛利隆雄氏のもとで17年間師事。日本国内外で多くの賞を獲得。

SUZU BAR は2018年末にオープンした、上海にある日本式クラシックカクテルを主軸としたBar。店名の「SUZU」は、バーテンダーである鈴木俊矢氏の姓「鈴(SUZU)」から取られています。

2022年、SUZU BARはWorld's 50 Best Discovery に選出。


2025/12/13

横浜ジン蒸溜所5周年!

 2025年12月10日、横浜ジン蒸溜所は5周年を迎えました。

12日から14日まで蒸溜所は周年特別営業!

★新商品「BAY GIN」お披露目&先行販売 

本日14時〜16時までのゲストシフトを北條智之が担当させていただきます。

どなたでもご利用できます^ ^

ノンアルコールも用意出来ますので是非遊びに来てください!



ゲストシフトでは新商品をベースにした4種類のカクテルを提供させていただきます。

ゲストシフトに是非お立ち寄りくださいませ!

2025/12/12

横浜ジン蒸溜所の新商品【BAY GIN】

今年1年 計画・サンプル試作を繰り返し完成したジン【BAY GIN】。

蒸溜所の希望を乗せた新しいレシピで、定番にしたいと検討しています。

本日12月12日(金)より、横浜ジン蒸溜所にてお披露目で併設のバーでご利用いただけます。




今回はカクテル・ベース用のスッキリした味わいのタイプです。

ボタニカルは、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、グレープフルーツピール、青山椒、ラベンダー、カルダモン、マーガオ、カフィアライムリーフ、アンジェリカ、ローズの10種類です。

山椒やカルダモン、グレープフルーツの柔らかいアロマに、ドライジンらしいシャープな味わい。ニュートラルスピリッツをベースに使用した、ドリンカブルなジンです。

内容量:700m l
販売価格:3200円(税込3520円)

まずは一杯お試しいただきたいです。

是非宜しくお願いいたします。

2025/12/09

ノンアルコールジンNEMA0.00%はお陰様でブランド誕生7周年

 本日ノンアルコールジンNEMA0.00%は、お陰様でブランド誕生7周年を無事に迎えることが出来ました。

これはひとえに皆様のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。




現在も発売当初と変わらず、数人のチームで生産・運営を行っております。

NEMAは毎日作業を丁寧に行なっていただいている株式会社アサオカローズ様あっての商品です。

キーボタニカルである薔薇の栽培から摘み取り、湧き水の汲みとり、蒸留、ボトリング、ラベリングに至るまで、1本1本丁寧な手作業で、効率とは真逆の生産体制でハンドクラフトでお造りいただいております。

昨年より台湾への輸出も行っておりますが、見つけていただき品質を認めてくださるお客様、お一人おひとりに支えられている小さなブランドです。

日頃よりご利用くださっているお客様や飲食店様、宿泊施設様、お取り扱いくださる酒販店様や小売店様。

皆様のお力添え無しではNEMAは存在できておりません。

八ヶ岳から心を込めて送り出される商品が、日々の暮らしが少しでも豊かだと感じていただけるような1本でありたいと願っております。

今後ともNEMAブランドを、何卒宜しくお願い申し上げます。


#アサオカローズ

#asaokarose

#cocktailbarnemanja

#barnemanja

#カクテルバーネマニャ

#バーネマニャ

#ネマニャ

#ノンアルコールジンネマ 

#ノンアルコールジン

#日本初のノンアルコールジン

#nema7周年

#ネマ6周年

#特許取得商品

#商標登録商品

#ネマ

#nema


2025/12/04

江戸時代中期のカクテル「玉割り」

 本日は、江戸時代の中期のカクテル?【玉割り】の紹介。

「京都の着倒れ、大阪の食い倒れ、江戸の呑み倒れ」と言われた江戸時代中期 。

江戸では1780年代から、酒屋で購入した酒をその場で楽しむ人たちが増えたと言われます。

酒屋に居続けて酒を飲む「居酒屋」、今でいう立ち飲みの角打ちでしょうか。

「玉割り(たまわり)」は居酒屋で提供されていたようです。

玉割りは、当時の日本酒の水割りのことです。アルコール5%程のローアルコールのサケです。

蔵元が出荷前にアルコール度数を調整するために水を加えることを「玉を利かす」と言い、このことから日本酒の水割りを「玉割り」と呼んだといいます。また別名もあり、追い水して飲んでも腰のある日本酒は"玉の利いた酒"で「玉酒」。江戸時代に流行した飲み方から「江戸酒」と呼ばれることもあったようです。

江戸時代の居酒屋では、日本酒は水割りが主流となり、日本酒を水で薄める飲み方はネガティブな考えではなかったようです。

当時の日本酒原酒のアルコール度数は17度~20度で現在とほぼ同じで、味わいは違い、酸味が強く、糖度が今より何倍も高く濃かったようで、水で割ることで低アルコールで、甘さと酸味がバランス良い味わいになったとか。加水は井戸水で3〜4倍希釈が一般だったようです。




玉割りのレシピは以下でしょうか。

日本酒原酒20度  1 :ミネラルウォーター  3

徳利提供ですと、日本酒原酒20度 45ml、ミネラルウォーター135mlとなります。

伝統的な「玉割り」の作り方は、グラス又は茶のみに水を入れ、日本酒を水の上からゆっくりと注ぎます。自然に混ざるのを待ち出来上がりです。

場合によっては、日本酒 4 :水 1の割合にしてワインの度数くらいにして楽しむ玉割りもあったようです。

玉割り、是非お試しください!

日本生まれのカクテル年表 も是非参考下さいませ⤵︎

http://catman.bar-nemanja.com/2025/10/blog-post.html?m=0

2025/11/26

マンダリンのモナリザ

 Monna Lisa

本日はカクテル「モナリザ」を紹介。 

このカクテル名は、いくつかのレシピが存在します。

20年程前にパリのChina Clubで知ったレシピは、アマレット、オレンジ・ジュース、シャンパンでした。




このレシピのモナリザは、ルーブル美術館の近くにある「Le Fumoir 」で考案されたと言われています。

ミモザにアマレットを加えたシンプルなアレンジ・カクテルです。

今週はマンダリンが入荷しておりますので、オレンジ・ジュースの代わりにマンダリン・ジュースを使用したバージョンでご用意しております。

是非お試しくださいませ!

2025/11/25

日原メロンのブランデー・サワー

 北海道栗山町の「日原メロン」入荷しております!

甘みすっきり、なめらかできめ細かい果実が特徴。

おすすめカクテルは【日原メロンのブランデー・サワー】です。





コニャック、日原メロン、ボデガス・ヒメネス・スピノラ ブランデー、ワインビネガー、アルブミナで作ります。

是非お試しくださいませ!


2025/11/20

とことんかぼちゃのクリーミー・エスプレッソ・マティーニ

 北海道の栗山町・日原農園で栽培される澱粉が多い「トコトンカボチャ」。

まるで栗を食べてるかの様なホクホク甘いカボチャです。

おすすめカクテルは【とことんかぼちゃのクリーミー・エスプレッソ・マティーニ】。






ウォッカ、とことんかぼちゃ、カルーア、エスプレッソ・コーヒー、黒蜜、クリームで作ります。

是非お試しくださいませ!

2025/11/19

1962年に本牧で誕生したカクテル「シベリアン・ツール・キット」

 横浜・本牧で誕生したカクテル【Siberian Tool Kit(シベリアン・ツール・キット)】のお話し。

シベリアン・ツール・キットは、1962年にJimmy Stockwell (ジミー ストックウェル)氏が、本牧のイタリアン・ガーデン(現在のIG)で考案したカクテル。





ジミー氏は、1960年に軍に入隊し、厚木基地に配属となる。軍人時代は親戚が経営していた本牧のイタリア・ガーデン(現在のIG)でアルバイトをしていました。イタリアン・ガーデンの2代目オーナーであるハリー・コーベット氏(1958年〜1965年)の時代にジミー氏はマネージャーを務めていた経験もあります。

1960年代後半に戦争中のベトナムへ赴き、72年に横浜へ戻り、横浜中華街にWindjammer(ウインドジャマー)を開店させる。

イタリアン・ガーデンが、現在のIGに名前を変更したのは1997年で、その35年前にカクテルは創作されている。IGになってから壁に貼られた以前のメニュー下に「35年前にジミーさんが作ったオリジナル」と書かれている。

アルコールがしっかり入ったキラー・カクテルなのでジミー氏が ”Limit is Three”(1人3杯まで)しか飲んではいけないと決めたそうです。



私は、このカクテルのルーツはカナダのエッグノグと呼ばれた「Moose Milk (ムース・ミルク)」にあると考えています。

ムース・ミルクは、1940年代にカナダの軍人の間で新年を祝うドリンクとして人気で、祝祭日や軍の集まりで提供される 。1915年から1920年あたりにカナダ空軍が考案したカクテルと言われています。 

カクテル名は、カナダのJack Pony Moore空軍曹の名からとされます。

別名「High-Propulsion Eggnog(ハイプロペレーション・エッグノッグ)」とも呼ばれていました。

レシピは、カナディアンウイスキー、ラム、カルーア、メープルシロップ、卵黄、ミルク、クリームのようです。ラムの変わりにウォッカを使うレシピもあります。

卵黄とミルク、クリームを簡易にしてバニラアイスを使う例もあるようです。

シベリアン・ツール・キットのレシピは、ウォッカ、カナディアン・クラブ、カルーア、バニラアイス、クリームで作られ、ほぼムース・ミルクなレシピです。

かつてウインドジャマーの姉妹店であった横浜中華街の「ケーブルカー」では、今現在もメニューに掲載されているカクテルですが、レシピは、ウォッカ30ml、ライ・ウイスキー15ml、カカオ・リキュール15ml、ミルク30mlのショート・カクテルです。



考案当時のレシピと異なり、簡易にアレンジされているようでした。

横浜で提供しているバーは少ないですが、63年間いまだに引き継がれているカクテルなので大切にしたいですね。

2025/11/17

タマリンドのパリジャン・ブロンド

 Tamarind Parisian Blonde

いつもお世話になっているお客様から「タマリンド」をいただきました。

ありがたくカクテルに使わせていただいております。

おすすめカクテルは【タマリンドのパリジャン・ブロンド】





レシピはダークラム、グランマルニエ、タマリンド・ピューレ、フレッシュ・クリーム、ミルクです。

是非お試しくださいませ!

2025/11/14

ルーベルマスカットのイスラ・デ・ピノス

長野県産の「ルーベルマスカット」入荷いたしました!

「甲斐路」と「紅アレキ」を交配して生まれた新しい品種です。糖度は18%〜21%でフルーティーで甘酸味のバランスがとれている深みのある味わいの葡萄です。

おすすめカクテルは【ルーベルマスカットのイスラ・デ・ピノス】です。




イスラ・デ・ピノス(Isla de Pinos)は、キューバの伝統的なカクテルで、グレープフルーツ産地としても知られたハバナの真南にあるピノス島/ Isla de Pinos(現在のフベントゥド島/Isla de la Juventud)の島名に由来します。

島の面積は3,056km²、キューバ本島の次に大きい島で、西インド諸島の中では6番目に大きいとされます。

1978年にピノス島からフベントゥド島に改称されました。

写真下のキューバの地図の赤丸がフベントゥド島です。



キューバ産のラム、ヴェルモット・ロッソ、シュガー、ピンクグレープフルーツ・ジュースのカクテルで、日本ではグレナデン・シロップ入りでヴェルモット・ロッソが加えられないレシピで作られる。

今回上記レシピに、ルーベルマスカットを加え、ヴェルモット・ロッソは美しいピンク色にするため色味に透明感のあるフェルディナンズ・ヴェルモット・レッドを使用いたします。

是非お試しくださいませ!

2025/11/13

サンシャインレッドのセプテンバー・モーン

 Sunshine Red September Morn

山梨県産の葡萄「サンシャインレッド」が入荷しております。

「サニードルチェ」と「シャインマスカット」を掛け合わせて生まれた山梨県オリジナル品種です。糖度約19度の甘さで、皮ごと食べることができます。口の中に広がる華やかな香りが特徴。

おすすめカクテル【サンシャインレッドのセプテンバー・モーン】




カクテル「セプテンバー・モーン」はフランスの画家ポール・エミール・シャバス氏の作品September Mornが名前の由来になっています。

1911年に完成させた油彩画で、朝日に照らされた湖の浅瀬に立つ裸の少女を描いています。

作品から考えて1911年以降に創作されたカクテルです。



1917年のヒューゴ・R・エンスリン著の「Recipes for Mixed Drinks」に登場している古いカクテルです。



山梨産のぶどう「サンシャイン・レッド」を使用してアレンジしました。

レシピはホワイト・ラム、サンシャインレッド、グレナデンシロップ、スイート&サワーミックス、アルブミナです。

是非お試しくださいませ!

2025/11/11

マスカサーティーンのラストワード

 Musca Thirteen Last Word

山梨県産の「マスカサーティーン」入荷!

マスカサーティーンは、ロザリオロッソとシャインマスカット13号を交配させた品種で、糖度が糖度は18度から20度と高く、果肉が柔らかくマスカット特有の香りが楽しめる葡萄で、種無しで皮ごと食べれます。

おすすめカクテルは【マスカサーティーンのラストワード】です。




レシピは六ジン、マスカサーティーン、マラスキーノ、シャルトリューズ・エリキシル ヴェジェタル、ライムジュースです。

是非お試しくださいませ!

2025/11/10

大秋柿のゴールデン・キャディラック

 Persimmon Cadillac

福岡産の太秋柿が入荷しました。

おすすめカクテルは【大秋柿のゴールデン・キャディラック】

レシピは、ガリアーノ、ホワイトカカオ・リキュール、大秋柿、フレッシュクリーム。





デザート感覚なカクテルです

是非お試しくださいませ!

2025/11/02

カクテルバー・ネマニャ12周年をお祝い下さった皆様、本当にありがとうございました!

先日カクテルバー・ネマニャはお陰様で12周年を迎えました。

日頃温かく応援してくださるお客様方、業界の諸先輩方、仲良くしていただいているバーテンダーの皆様、いつもお世話になっている酒販店様やメーカーの皆様にも心より御礼申し上げます。




























この一年は無理せず頑張るとはいきませんでしたが、これからは気負わずのんびりと続けていきたいと思っております。

13年目のカクテルバー・ネマニャもどうぞ宜しくお願いいたします。