北海道の栗山町・日原農園で栽培される澱粉が多い「トコトンカボチャ」。
まるで栗を食べてるかの様なホクホク甘いカボチャです。
おすすめカクテルは【とことんかぼちゃのクリーミー・エスプレッソ・マティーニ】。
ウォッカ、とことんかぼちゃ、カルーア、エスプレッソ・コーヒー、黒蜜、クリームで作ります。
是非お試しくださいませ!
【一般社団法人 全日本フレア・バーテンダーズ協会(ANFA)名誉会長】 【アジア・バーテンダーズ協会(ABA)相談役】 【フェルディナンズ・ジャパン・ブランド・アンバサダー】 【特許取得 日本初のノンアルコールジンNEMA0.00%創業者・開発者】 カクテルバー・ネマニャ・北條智之のブログです。
北海道の栗山町・日原農園で栽培される澱粉が多い「トコトンカボチャ」。
まるで栗を食べてるかの様なホクホク甘いカボチャです。
おすすめカクテルは【とことんかぼちゃのクリーミー・エスプレッソ・マティーニ】。
ウォッカ、とことんかぼちゃ、カルーア、エスプレッソ・コーヒー、黒蜜、クリームで作ります。
是非お試しくださいませ!
横浜・本牧で誕生したカクテル【Siberian Tool Kit(シベリアン・ツール・キット)】のお話し。
シベリアン・ツール・キットは、1962年にJimmy Stockwell (ジミー ストックウェル)氏が、本牧のイタリアン・ガーデン(現在のIG)で考案したカクテル。
ジミー氏は、1960年に軍に入隊し、厚木基地に配属となる。軍人時代は親戚が経営していた本牧のイタリア・ガーデン(現在のIG)でアルバイトをしていました。イタリアン・ガーデンの2代目オーナーであるハリー・コーベット氏(1958年〜1965年)の時代にジミー氏はマネージャーを務めていた経験もあります。
1960年代後半に戦争中のベトナムへ赴き、72年に横浜へ戻り、横浜中華街にWindjammer(ウインドジャマー)を開店させる。
イタリアン・ガーデンが、現在のIGに名前を変更したのは1997年で、その35年前にカクテルは創作されている。IGになってから壁に貼られた以前のメニュー下に「35年前にジミーさんが作ったオリジナル」と書かれている。
アルコールがしっかり入ったキラー・カクテルなのでジミー氏が ”Limit is Three”(1人3杯まで)しか飲んではいけないと決めたそうです。
私は、このカクテルのルーツはカナダのエッグノグと呼ばれた「Moose Milk (ムース・ミルク)」にあると考えています。
ムース・ミルクは、1940年代にカナダの軍人の間で新年を祝うドリンクとして人気で、祝祭日や軍の集まりで提供される 。1915年から1920年あたりにカナダ空軍が考案したカクテルと言われています。
カクテル名は、カナダのJack Pony Moore空軍曹の名からとされます。
別名「High-Propulsion Eggnog(ハイプロペレーション・エッグノッグ)」とも呼ばれていました。
レシピは、カナディアンウイスキー、ラム、カルーア、メープルシロップ、卵黄、ミルク、クリームのようです。ラムの変わりにウォッカを使うレシピもあります。
卵黄とミルク、クリームを簡易にしてバニラアイスを使う例もあるようです。
シベリアン・ツール・キットのレシピは、ウォッカ、カナディアン・クラブ、カルーア、バニラアイス、クリームで作られ、ほぼムース・ミルクなレシピです。
考案当時のレシピと異なり、簡易にアレンジされているようでした。
横浜で提供しているバーは少ないですが、63年間いまだに引き継がれているカクテルなので大切にしたいですね。
Tamarind Parisian Blonde
いつもお世話になっているお客様から「タマリンド」をいただきました。
ありがたくカクテルに使わせていただいております。
おすすめカクテルは【タマリンドのパリジャン・ブロンド】
レシピはダークラム、グランマルニエ、タマリンド・ピューレ、フレッシュ・クリーム、ミルクです。
是非お試しくださいませ!
長野県産の「ルーベルマスカット」入荷いたしました!
「甲斐路」と「紅アレキ」を交配して生まれた新しい品種です。糖度は18%〜21%でフルーティーで甘酸味のバランスがとれている深みのある味わいの葡萄です。
おすすめカクテルは【ルーベルマスカットのイスラ・デ・ピノス】です。
イスラ・デ・ピノス(Isla de Pinos)は、キューバの伝統的なカクテルで、グレープフルーツ産地としても知られたハバナの真南にあるピノス島/ Isla de Pinos(現在のフベントゥド島/Isla de la Juventud)の島名に由来します。
島の面積は3,056km²、キューバ本島の次に大きい島で、西インド諸島の中では6番目に大きいとされます。
1978年にピノス島からフベントゥド島に改称されました。
写真下のキューバの地図の赤丸がフベントゥド島です。
キューバ産のラム、ヴェルモット・ロッソ、シュガー、ピンクグレープフルーツ・ジュースのカクテルで、日本ではグレナデン・シロップ入りでヴェルモット・ロッソが加えられないレシピで作られる。
今回上記レシピに、ルーベルマスカットを加え、ヴェルモット・ロッソは美しいピンク色にするため色味に透明感のあるフェルディナンズ・ヴェルモット・レッドを使用いたします。
是非お試しくださいませ!
Sunshine Red September Morn
山梨県産の葡萄「サンシャインレッド」が入荷しております。
「サニードルチェ」と「シャインマスカット」を掛け合わせて生まれた山梨県オリジナル品種です。糖度約19度の甘さで、皮ごと食べることができます。口の中に広がる華やかな香りが特徴。
おすすめカクテル【サンシャインレッドのセプテンバー・モーン】
カクテル「セプテンバー・モーン」はフランスの画家ポール・エミール・シャバス氏の作品September Mornが名前の由来になっています。
1911年に完成させた油彩画で、朝日に照らされた湖の浅瀬に立つ裸の少女を描いています。
作品から考えて1911年以降に創作されたカクテルです。
1917年のヒューゴ・R・エンスリン著の「Recipes for Mixed Drinks」に登場している古いカクテルです。
山梨産のぶどう「サンシャイン・レッド」を使用してアレンジしました。
レシピはホワイト・ラム、サンシャインレッド、グレナデンシロップ、スイート&サワーミックス、アルブミナです。
是非お試しくださいませ!
Musca Thirteen Last Word
山梨県産の「マスカサーティーン」入荷!
マスカサーティーンは、ロザリオロッソとシャインマスカット13号を交配させた品種で、糖度が糖度は18度から20度と高く、果肉が柔らかくマスカット特有の香りが楽しめる葡萄で、種無しで皮ごと食べれます。
おすすめカクテルは【マスカサーティーンのラストワード】です。
レシピは六ジン、マスカサーティーン、マラスキーノ、シャルトリューズ・エリキシル ヴェジェタル、ライムジュースです。
是非お試しくださいませ!
Persimmon Cadillac
福岡産の太秋柿が入荷しました。
おすすめカクテルは【大秋柿のゴールデン・キャディラック】
レシピは、ガリアーノ、ホワイトカカオ・リキュール、大秋柿、フレッシュクリーム。
デザート感覚なカクテルです
是非お試しくださいませ!
先日カクテルバー・ネマニャはお陰様で12周年を迎えました。
日頃温かく応援してくださるお客様方、業界の諸先輩方、仲良くしていただいているバーテンダーの皆様、いつもお世話になっている酒販店様やメーカーの皆様にも心より御礼申し上げます。
この一年は無理せず頑張るとはいきませんでしたが、これからは気負わずのんびりと続けていきたいと思っております。
13年目のカクテルバー・ネマニャもどうぞ宜しくお願いいたします。