2024/12/05

高徳ピスコ・パンチ

 Koutoku Apple Pisco Punch

八戸ark Lounge& Barの久保俊之さんより蜜林檎の女王「こうとく」が届きました!

只今こうとく林檎を使用した【高徳ピスコ・パンチ】をクリスマス・カクテルとしておすすめしております。




ピスコ、ファレナム、こうとく、パイナップルジュース、スイート&サワーミックスでお作りします。

是非お試し下さいませ!

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⚫️PISCO PUNCHのヒストリー


ピスコ・パンチは、カルフォルニア・ゴールドラッシュ時代の最中の1850年代に考案されたカクテルです。


ピスコを使用した有名なカクテル「ピスコ・サワー」が考案される数十年も前にサンフランシスコで大ブームとなりました。


様々なレシピもありますが、現在一般的には知られるピスコ・パンチのレシピは、ピスコ、パイナップルジュース、ライムジュース、ガムシロップで作られる氷を入れた飲み物です。


考案者はサンフランシスコにあったBank Exchange & Billard Saloonのスコットランド人バーテンダー、DUNCAN NICOL(ダンカン・ニコル)氏です。


ニコル氏のレシピは、上記材料にパイナップルとスパイスを煮詰めた水、ワイン、コカインが加えられていたとされています。


ニコル氏は、厳密なレシピを秘密にしたまま他界し、オリジナル・レシピは謎に包まれたままとなりました。


コカインの使用は中毒性を高めるために使用されたと言われており、当時コカインの使用は合法でした。

またオリジナルに加えられた煮詰めた水は、パイナップルやシナモン、クローブをはじめとするボタニカルを蒸留した芳香蒸留水のようなものでもあったとか。


Bank Exchange & Billard SaloonのCEOは、ニコル氏と技術特許で争い、1887年にニコル氏が勝利しピスコパンチの知的財産権を獲得し、バーテンダーから店のオーナーへと昇進します。


ピスコ・パンチは、1850年代から1906年4月18日のサンフランシスコ大地震までは、サンフランシスコの財産的な飲み物となり歴史を刻んだ重要なカクテルとなっていました。


流行していた頃、サンフランシスコに訪れた観光客は、3つの事をしなければならないと言われていました。


1. サンフランシスコの丘陵街からケーブルカーに乗ること。

2. ゴールデンゲートに沈む夕日を見ること。

3. ピスコ・パンチを飲むこと。

と言われていたそうで、ピスコ・パンチが流行していた記録が残されています。