2023/09/30

マルゲリット マリーナのクインス ブリット

 Marguerite Marillat Quince Bullet

最高品種の洋梨といわれる「マルゲリット マリーナ」

山形県産が入荷しております!

ほどよい甘みとやさしい酸味、心地よい香り、果肉は多汁でソフトな食感です。





おすすめカクテルは【マルゲリット マリーナのクインス ブリット】です

マルゲリット マリーナと西洋カリンリキュールのフェルディナンズ ザール クインス、エッピンガー ドッペル キュンメル、レモンジュースで作ります。

是非お試し下さいませ!


2023/09/27

シャインマスカットのベルベットハンマー

 Shine Muscat Velvet Hammer 

群馬県吉岡町の小島ぶどう園さんのシャインマスカットが入荷しております!

糖度も高く抜群に美味しいシャインマスカットです。

只今のおすすめカクテルは「シャインマスカットのベルベットハンマー」です。




下はシャインマスカット、グランマニ センテナリオ、エルダーフラワーサンブーコ、レモンジュース。上はバニラクリームをフロートしています。

是非お試し下さいませ!


2023/09/26

新高梨のリンク8

 大玉の「新高梨」入荷しております!

おすすめカクテルは【新高梨のリンク8】です。



シーバスリーガルの樽で10ヶ月間熟成された日本酒の芳香も楽しめる和梨のカクテルです。


是非お試し下さいませ!

2023/09/25

ハワイアンのクラフトジン「ハレイワ レインボー ハワイアン焼酎ジン」

 ハワイアンのクラフトジン【Haleiwa Rainbow Hawaiian Shochu Gin】。

ジンは「浪花」で有名なオアフ島ノースショア ハレイワにある「ハワイアン焼酎カンパニー」の限定品【ハレイワ レインボー ハワイアン焼酎ジン】です。




ボタニカルは、ジュニパーベリー、ティーリーフ、月桃、ザボン、ハイビスカスフラワー、リムマナウエアリム、マンゴーの7種類。

ハレイワの虹なのでボタニカが7色。

ハワイの J様、有難うございました!

2023/09/24

本日は家内とNEMAの故郷へ

 本日は家内とNEMAの故郷へ。

アブサンに使用するニガヨモギも花が満開^ ^

NEMAに使用しているオーバーナイトセンセーションの摘み取りしました。










美味しい空気とボタニカルにふれあいリフレッシュできた1日でした。

明日からまたお仕事頑張ります!


2023/09/21

ネグローニのバリエーション「カーディナル」

 Cardinal

ネグローニおすすめ週間ということで、今年は【カーディナル】をご紹介。




カーディナルは、赤ワイン版キールとして知られますが、ネグローニ バリエーションのネーミングとしても有名。

ネグローニの材料のヴェルモットロッソをドライヴェルモット変更カクテルです。

1950年代にローマのExcelsior HotelのGiovanni Raimondo氏が考案と言われます。

是非お試し下さいませ!

2023/09/20

ヨコハマ アブサン ホンキートンク ヴェルト

 YOKOHAMA ABSINTHE HONKY TONK VERTE

今月より横浜ジン蒸溜所にて販売となったアブサン【ヨコハマ アブサン ホンキートンク ヴェルト】

Cocktail Bar Nemanjaでもお楽しみいただけます!

横浜ジン蒸溜所のアブサンは、年に一度だけ夏に製造します。

今回販売したものは2022年に製造したものです。

ベーススピリッツは、横浜ベイブルーイング戸塚工場で造った原酒を蒸溜して製造。

ボタニカルは、アニス、フェンネル、ニガヨモギ、ハマゴウ、礒菊、檜葉、ネズミサシ、ディルウィード、レモンバーベナ、オレガノ、マジョラム、イエルバブエナ、ローズマリー、カフィアライムリーフ、グリーンカルダモン、仏手柑の16種使用。



2021年版では使用しなかったアルテミシアアブサンシウムの花、フェンネルの花を、2022年版にはふんだんに使用してよりパワフルに仕上げています。

強いアニスとフェンネル感に加え、高いハーブの芳香が特徴。ロックや水割り、ソーダ割りがおすすめの飲み方で、植物由来の美しい精油の白濁と共にお楽しみいただけます。











このVERTE(緑アブサン)は、蒸溜後にイエルバブエナを浸漬の上加水。アルコール度数は56%です。

イエルバブエナ由来の鮮やかな濃いグリーンの見た目と、爽やかなハーブの芳香が特徴です。

是非お試し下さいませ!

2023/09/19

おすすめカクテル「ザール スプリング」

 Saar Springs

マイクロ胡瓜の「メキシカンサワーガーキン」が入荷しております^ ^

今週のおすすめカクテルは【ザール スプリング】です。




「FERDINAND'S COMPENDIUM OF RECIPES」に掲載されているネマニャのオリジナルです。

西洋カリン リキュールのフェルディナンズ ザール クインスをベースに、フェルディナンズ ザール ドライジン、メキシカンサワーガーキン、ペアジュース、レモンジュースで作るカクテルに白ワインの泡を浮かべたカクテルです。

是非お試し下さいませ!

2023/09/18

Cocktail Bar Nemanja 10周年記念イベント満席となりました!

 10月22日(日)の10周年記念イベント。仮予約を含めると満席になりました。

ご予約くださった皆様ありがとうございます^ ^

現在キャンセル待ちのみ受付中です。




仮予約されたお客様のお席は確保しております。

ご予定がわかり次第で正式なご返答をいただけますようお願いいたします。

2023/09/17

第39回ネマニャ釣り部 鰹編

 本日はネマニャ釣り部 鰹編でした!

腰越漁港の蒼信丸さんのカツオ・マグロ船に乗り、ネマニャ釣り部は7名の参加でした。

ここ1週間で急に釣果が落ちたので、覚悟しておりましたが...




船中カツオ一匹で終了。

ネマニャ釣り部のTさんが見事釣り上げました^ ^

Tさん、おめでとうございました!



皆様お疲れ様でございました。

また次回宜しくお願い致します。

2023/09/15

Cocktail Bar Nemanja 10周年記念イベント開催のお知らせ

 カクテルバー・ネマニャは10月で開店10周年を迎えます。いつも温かく応援くださる皆様のおかげです!

本当にありがとうございます^ ^

ここ数年はコロナ禍でなかなかイベント等の開催ができなかったですが、今回は久しぶりに周年イベントを企画しました。





10月22日(日)にレストランバスを貸切して川崎の工場夜景を鑑賞します。皆様とご一緒に食べて飲んで楽しい時間を過ごせたらと思っています。

是非ご参加くださいませ!

(店頭予約で座席が埋まってきておりますので、ご参加ご希望の際はお早めにお問い合わせくださいませ)

2023/09/14

横浜ジン蒸溜所の限定クラフトジン【河内晩柑シトラス ジン】

 KAWACHIBANKAN CITRUS GIN

今週より販売開始となった横浜ジン蒸溜所の限定クラフトジン【河内晩柑シトラス ジン】

愛媛県南宇和郡愛南町産・河内晩柑の香りにフォーカスしたシトラス系ジン。 力強い河内晩柑のノートに加え、八朔、オレンジ、カフィアライムが織りなす柑橘四重奏のフレーヴァーが特徴。トニックやソーダ割りがおすすめの飲み方で、濃厚な柑橘感と華やかで心地よいスパイス香が楽しめます。



ボタニカルは、河内晩柑、八朔、オレンジ、カフィアライム、レモングラス、湘南ゴールド、コリアンダーシード、ジュニパーベリー、ラベンダー、青山椒の10種類。

アルコールは43%です。

製造本数は200本。







横浜ベイブルーイングのオンラインショップにて販売中です。

どうぞ宜しくお願い致します!

カクテルバー・ネマニャでもお楽しみ頂けます^ ^



2023/09/13

横浜ジン蒸溜所の「本牧コーラ ジン」販売開始!

 HONMOKU COLA GIN

今週から一般販売開始となった横浜ジン蒸溜所の新商品【本牧コーラ ジン】。

2021年2月より蒸溜所併設のバーでご好評頂いていたコーラジンが遂に商品化!

終戦後、日本では珍しかったコーラ。フェンスの向こうのアメリカ”本牧”でいち早く飲まれていた時代のオマージュで造ったクラフトジンです。



ラベルには、コーラを楽しむ白いセーラー服のアメリカ海兵隊、背景には本牧の米軍住宅内にあったビルチッカリングシアターシアターやアメ車が描かれています。



ベーススピリッツは、全て自社ビール工場で造った原酒を蒸溜して製造。

ボタニカルは、ジュニパー、コーラナッツ、バニラ、シナモン、レモン、ライム、プチグレン、メース、ピンクペッパー、カルダモン 、クローブ、コリアンダーシード、ルイボスティー、青山椒の14種を使用しコーラフレーヴァーを表現。





トニックウォーター割りがおすすめの飲み方で、より爽やかなコーラ感がお楽しみ頂けます。

只今横浜ベイブルーイングのオンラインショップでも販売中です。

どうぞ宜しくお願い致します!

2023/09/11

日本発のキュンメル 「エッピンガー ドッペル キュンメル 」本日より一般販売開始!

 横浜ベイブルーイングから新たなリキュールブランドが誕生しました!

ブランド名は「Eppinger(エッピンガー)」です。

日本のカクテル文化に大きな影響を与えた一人として知られる横浜グランドホテルの支配人であった「Louis Eppinger(ルイス・エッピンガー)」氏がブランド名の由来です。




ラベルの人物は、スラムダンクの安西先生に似ておりますが、ルイス・エッピンガー氏です。



描かれている技法はスローイング。

横浜では1874年にスローイングが披露されていた記録が残されていることから、エッピンガー氏もスローイングでカクテルを提供していたかもしれないということで、このイラストとなりました。



第一弾は「Doppel Kümmel」です。

昨年の七夕に蒸溜した日本初のキュンメルです。

アルコール度数40%で、糖度は控え目の17度。

ベルリンナーキュンメル スタイルでキャラウェイをふんだんに使用したドッペル(ダブル)版。

糖度が高いアイスキュンメルとかではないので、ボトル底の結晶化はありません。

ボタニカルは9種類。キャラウェイシード、アニス、フェンネル、クミン、オレンジ、コリアンダーシード、青山椒、横浜の市花である薔薇2種も使用。

薔薇は、Cocktail Bar Nemanjaのベランダで摘み取った黄色い薔薇「ローズヨコハマ」と、長野県富士見のアサオカローズの薔薇「オーバーナイトセンセーション 」の2種類です。

スパイシーなテイストにシトラス&フローラルなノートが特徴。ロックやソーダ、トニック割りはもちろんカクテルに幅広くお使いいただけます。

バーテンダーの皆様に幅広いカクテル作りにお使いいただきたいリキュールです。

本日より一般販売開始となります。

皆様どうぞ宜しくお願い致します!

2023/09/09

日本のバー誕生の地 横濱の話⑰ 横浜名物カクテル「ミリオンダラー」は中国発祥?

 1894年に横浜グランドホテルのLouis Eppinger氏により考案されたとされてきたカクテル「ミリオンダラー 」ですが、横浜生まれではない可能性が出てきました。



1913年に当時の横浜グランドホテルの支配人であるH.E.Manwaring(マンワリン)氏が、上海から持ち帰り横浜グランドホテルのバーのメニューに導入したカクテルであった様です。

マンワリン氏は、1905年にアメリカからルイス エッピンガー氏の後任の支配人として招聘された人物です。

マンワリン氏 が当時上海で流行していたカクテル「ミリオンダラー」 をAstor House Hotel(アスターハウス ホテル)で飲んだといいます。

アスターハウス ホテルは、1846年にリチャーズ・ホテル・アンド・レストランとして開業し、1858年には上海市の外灘方面に移転し、アスターハウス ホテルとして名称を変更。

2018年1月1日に閉館となり、現在は博物館となっております。






アスターハウス ホテルは、1900年頃には世界で最も有名なホテルのひとつにピックアップされており、東洋一のホテルと称されていました。

1913年に上海から帰国したマンワリン氏は、アスターハウス ホテルで飲んで気に入ったミリオンダラー を直ぐに横浜グランドホテルのバーのドリンクリストにミリオンダラー を追加し、提供しはじめたといいます。

レシピに使用するパイナップルジュースは、当時入手困難でハワイから取り寄せていた透明なものを使っていたそうで、無い時はピンクレディに似たカクテルで提供していたり、パイナップルジュース缶のシロップを使用したりしていたとも聞きます。

ミリオンダラーを日本に広めた功績者は、横浜出身の伝説のバーテンダー浜田晶吾 氏です。

1912年にグランドホテルに入社し、支配人のマンワリン氏が1913年にミリオンダラー を導入したこともご存じだったようです。

古いカクテル本には、ミリオンダラー のレシピが4種類掲載されており、その一つにシャンパンを使用したものがあるといいます。

浜田氏は、1922年(大正11年)に新規開業する「東京會舘」に横浜グランド・ホテルからチーフ・バーテンダーとして派遣されました。

開業から間もない東京會舘の結婚披露宴で150名のお客様にミリオンダラーを提供し、"縁起の良い名前で美味しい!"と大好評を博し、それを聞きつけたお客様が引ききらず、暫くの間おおいにバーを賑わせた記録があります。

東京會舘に浜田 氏が残されたレシピは、オールドトムジン、パイナップルジュース、レモンジュース、グレナデンシロップ、シュガーシロップ、卵白をシェークしてクープグラスに注ぎ、パイナップルウェッジ(缶詰のパイナップル)を飾ったもので、ヴェルモットロッソは使わないレシピです。

1923年9月1日の関東大震災により東京會舘は閉館、同時に横浜グランドホテルも歴史に幕をおろします。

浜田 氏は、翌年の1924年にホテル精養軒が経営する銀座 尾張町 交差点の角「カフェライオン」のチーフ・バーテンダーとして迎え入れられ、ここでミリオンダラーの知名度を更に広げたといいます。

日本に定着したレシピは、導入された初期のものから、浜田 氏によりアレンジされたものが広がったとも考えられます。

エッピンガー氏は、1905年に横浜グランドホテルの支配人から退き、マネージング・ディレクターとして勤務し、1908年6月14日に77歳で他界します。

そうするとエッピンガー氏が、横浜グランドホテル在籍中どこるかご存命の時にミリオンダラーは提供されていなかったことになります。

残念ながらミリオンダラー もバンブーもエッピンガー氏が考案した者ではなさそうです。

ミリオンダラー は、中国・上海発祥なのかも知れません。