2024/01/31

2024年2月2日「小田原みかんフラワージン」先行販売開始!

 【小田原みかんフラワージン 発売のお知らせ】

横浜ジン蒸溜所のヨコハマ・クラフトジン・シリーズから新商品が発売となります。

2021年に「009」として製造したクラフトジンを再度昨年5月に仕込み限定品としてこの度商品化することになりました。

2024年2月2日(金)より蒸溜所にて先行販売予定。

2月5日(月)より一般販売開始となります。





神奈川・小田原の「あきさわ園」にて、江戸時代からの伝統的な栽培方法で丹精込めて育てられた「小田原みかん」。その貴重な小田原みかんの花をふんだんに使用したクラフトジンです。 ボタニカルは、小田原みかんの花に加え、コリアンダーシード、ジュニパーベリー、ローズヨコハマなど6種使用。トップノートはみかんの花の香りで、コリアンダーとジュニパーが織りなすシンプルな味わいに仕上げました。 







小田原みかんフラワージンをどうぞ宜しくお願いいたします!


2024/01/29

伊予柑のブロンクス

愛媛の「伊予柑」が入荷しておします!

伊予柑は、1886年に山口県阿武郡東分村で偶発実生で誕生したみかん科の柑橘で、何かのみかんとオレンジが親とされているそうです。

今週は【伊予柑のブロンクス】をおすすめしております。



以前、第5代ミスターバーテンダーを受賞されたことでも知られる秋田清六 氏が1910年代に帝国ホテルに勤務していた頃に「みかんのブロンクス」をサーブしていた話を聞いたことがありました。  

みかんのブロンクスを今回オレンジが片親という蜜柑である伊予柑で作ってみることにしました。

ブロンクスは、ブロンクス公園が1899年11月にオープンしたことにちなんで創作されたカクテルと考えれます。

このカクテルが登場する参考文献としては、1901年 2月15 日のThe Virginia Enterpriseという新聞に掲載されていることから、1899年11月から1901年2月の間に考案されたと思われます。

創作者はニューヨークのウォルドーフアストリア・ホテルのバーテンダーであるJohnny Solon氏とされます。

通常のレシピは、ジン3・ヴェルモットドライ1・ヴェルモットロッソ1・オレンジジュース1のシェークのライトなパーフェクトマティーニ。

ウォルドーフアストリア・ホテルを訪れた際にブロンクスが考案された当時のレシピを書き写ししてもらったことがありました。

それによれば、ジン6・オレンジジュース4・ヴェルモットドライ1・ビターズが1から2ダッシュです。




ビターズの部分は、オレンジピールの時もあればオレンジビターズ、チョコレートビターズも使用したともされています。

ヴェルモットロッソは入らなかったようです。

【伊予柑のブロンクス】は、フェルディナンズ・ザール・ドライジン・ディスティラリーストレングス66.6%、フェルディナンズ・フェルディナンズ・ホワイトヴェルモット・バレルエイジド、フェルディナンズ・リミテッドバレル エイジド・レッドヴェルモット、伊予柑ジュースで作り、伊予柑ピールを振りかけます。

伊予柑ジュースはメインで量多め、ジンは少ない分66.6%と強めを使用、味わいがボヤけないようにヴェルモットは濃厚な樽熟をダブル使いしてます。

是非お試しくださいませ!

2024/01/28

日本初のファレナム「エッピンガー・ティキ・ファレナム」2月2日より先行発売!

Eppinger Tiki Falernum

横浜ベイブルーイングのリキュールブランド「エッピンガー」の第2弾!

【エッピンガー・ティキ・ファレナム】が近日発売となります。

今回レシピの監修をさせていただきました!


ファレナム(Falernum)の歴史は 1700年代に遡り、バルバドスが発祥とされています。

はじめはラムとライム、シュガーでパンチ・カクテルとして作られてたそうで、バルバトスの各農園ではさまざまななレシピが登場しスパイスなどが加えられアレンジされたといいます。

商業で瓶詰めもされ、1892年には匿名な作家がファレナムについて「ラムとライムから作られた奇妙なリキュール」と表現したました。

ファレナムの語源は、バルバトス訛りの言葉で You have fuh learn um (You have to learn it)「それを学ばなければなならない」からとされています。

通常はジンジャー、ライム、アーモンド、クローブなどでリキュールやシロップとして造られ、オルジェートのスパイシー版の様なものです。

昨年2月に横浜ジン蒸溜所でボタニカルの蒸溜工程を行い、戸塚工場で加糖し、約一年タンクで熟成し、横浜のファレナムが完成しました!

先行販売2月2日・一般販売は2月5日となります。








ファレナムのボトル販売は日本初となります。

ボタニカルは、ジンジャー、ライム、ローストアーモンド、モラセス、カフィアライムリーフ、メース、グローブ、アジワンなど14種使用。スパイシー&シトラシーなアロマと、アーモンド由来のナッティーなフレーヴァーが楽しめるリキュールです。

アルコール度数は、ファレナムにしては高めな25%です。

Zombie、Rum Old Fashioned、Nuclear Daiquiri、Barbatos  Cocktailなど”ティギ”をはじめとしたカクテルに幅広くお使いいただけます。

ファレナムを導入し、カクテル作りの幅を広げていただけたら幸いです。

どう宜しくお願い致します。


2024/01/22

けせんペニシリン

 Kesen Penicillin

鹿児島県薩摩川内市で摘み取りしてきた「けせんの葉」^ ^

けせんは、ニッキのこと。

けせんの葉で小豆団子をはさむ鹿児島の郷土菓子「けせん団子」に使われてる葉で、殺菌効果が高く良い香りがすることで使われてきたそうです。

葉からはシナモンとレモングラスに似た香りを放っています。

けせんの葉で氣水を仕込み、今週のおすすめカクテル【けせんペニシリン】に使用しています^ ^





ペニシリンのツイストカクテルで、ウォッカ、けせんの葉の氣水、ブレンデッドスコッチ・ウイスキー、生姜、ハチミツ、レモンジュースを混ぜ合わせたものにアードベック10年をフロートさせたものです。

是非お試しくださいませ!



2024/01/19

金柑バラライカ

 Kinkan Balalaika

薩摩川内で摘み取りした金柑で「キンカンチェッロ」を作りました。

500ml仕込むのに金柑50粒のピールを漬け込んで作りました。

濃厚なので白濁しています。

甘さ控えめ仕上げです。

おすすめカクテルは【金柑バラライカ】です。





金柑チェッロ、レモンジュース、コアントロー は少量です。

是非お試しくださいませ!


2024/01/15

桜島小みかんのガリバルティ

 Sakurajima Komikan Garibaldi

おすすめカクテル【桜島小みかんのガリバルティ】

世界一小さいみかん「桜島小みかん」を使用したカンパリ・オレンジです。




添えてる可愛い小みかんも甘くて美味しいので是非お召し上がりください^ ^


2024/01/14

横浜の名店ウィンドジャマーが今月閉店

 今月28日で横浜の名店「Windjammer」が閉店。

横浜の歴史的バーが幕をおろします。




オープン20分で満席。

電話も引っ切り無しにかかっていました。

連日別れを惜しむお客様がご来店されているようでした。


今夜はチャンスに恵まれお伺いすることができました。




発祥である本家の「ジャックター」と1980年代前半に初めてウィンドジャマーで提供されはじめたとされるケンタウロスの公式カクテル「イエローマン」をいただきました。



いつまでもお店があるわけではなく、いつまでも人もいるわけではない。

日々与えられた時間を大切にと、考えさせられる1日でした。

ウィンドジャマー様、51年4ヶ月ありがとうございました。



雑誌にNEMAをご紹介頂きました!

 【ELLE gourmet no.38】と【男の隠れ家 2024年2月号】にNEMAをご紹介頂きました!




ありがとうございます!


2024/01/12

八朔のトミーズ・マルガリータ

おすすめカクテル【八朔のトミーズ・マルガリータ】

鹿児島県薩摩川内市産の「八朔」が入荷しております。

サンフランシスコの名店「Tommy’s」のトミーズ・マルガリータのアレンジでおすすめしております。

メスカル 、アガベシロップ、八朔、液体しお麹で作ります。






是非お試しくださいませ!

2024/01/10

昨日のカクテルバー・ネマニャは臨時休業でした。

 鹿児島の家内の実家に帰省中の為、ネマニャは昨日臨時休業で休みをいただいておりました。











野菜や柑橘の収穫体験や観光、美味しいご馳走、温泉、釣りなどを楽しんでおります。














家内の実家は第二の故郷です^ ^

臨時休業をいただき、ご不便をおかけして申し訳ございません。

本日のカクテルバー・ネマニャは通常通り営業いたします。

どうぞ宜しくお願い致します。