2014/09/17

ANFA ULTIMATE WORLD FLAIR 2014フレア世界大会審査総評!!

2014年8月31日(日)に東京ベイ舞浜ホテル・クラブリゾートにて「ANFA ULTIMATE WORLD FLAIR 2014」フレア世界大会が開催されました!

大会の様子を新しいブログにも掲載させて頂きました。

以下内容は、旧ブログと同じにまります。
今回この様な大会が日本で開催出来ました事に参加された選手はもちろん、老松酒造株式会社様、サントリー酒類株式会社様、株式会社ユニオンフード様、バカルディ・ジャパン株式会社様、アサヒビール株式会社様、横山興業株式会社様、株式会社ナランハ様、キリン・ディアジオ株式会社様、以上の各ご協賛メーカー様、そして全日本フレア・バーテンダーズ協会の大会運営委員会の皆様にも大きな感謝を申し上げます。

誠にありがとうございました。
この大会は日本で2年に1度行われている世界大会で、今年も名だたる世界チャンピンが参加し、想像を超える世界最高峰の激しい戦いが繰り広げられました。
アルティメット・ワールド・フレア2014の審査員は、Flair Judge(加点)にイタリアのGianluigi Boscoさん、台湾のShin Wschiuさん、韓国のWoong Seek Yongさん、ノルウェーのRoberto Gonzalezさん、日本の江田毅寿さんと私・北條智之でした。

Deduction Judge(減点)は、逆瀬川豊さん、タイランドのDamrongdej Sornboonさん、集計はANFAウエーブマスターの友野貴之さんでした。
MCは、ANFA公式MCの山端潤一氏とANFA福祉厚生部長の江藤大介氏でした。
予選は32名で行われ、グランド・ファイナリスト10名が決定しました。
予選終了後、ジャグリング世界大会のファイナリスト海老原厚平(エビちゃん)さんによるシェーカーカップ・ジャグリングが披露され、またグランドファイナルのオープニングとしてUPT&オーリーによるスポンサー・アトラクションが披露されました!

グランドファイナルの最終結果は以下となりました。

まずは、創作カクテル1位のベスト・カクテル賞は、日本の代表選手でGardenの金城光浩(ミツ)選手でした!

10位は、池袋カラソルの境屋光展(ミッチー)選手でした!
予選はノードロップの演技で7位で通過し、アジアからニュー・フェイス現るといった感じに見受けられました。決勝は更なるリスクに挑戦したようでしたが、残念ながら崩してしまい、ショーマンシップも失いました。今後が大いに期待される選手です。 

9位は、ロシアのAlex Gostilovskly選手でした!
今回クリエイティブな素晴らしい演技でしたが、スポンサーボトルを一部使用せず大きな減点の対象となり、順位を落とす結果となりました。

8位は、池袋のカラソルの後藤啓介(ゴリチョ)選手でした!
素晴らしい演技構成でしたが、練習不足もあったのか演技を崩して順位を落としてしまいました。本来の実力が発揮できれば、更なる上位が狙えたのではないかと思います。
7位は、日本の馬渕孝太郎(Co)選手でした!
ワーキング・フレアの演技ではミスが多く見受けられましたが、冷静に演技を進め安定感を取り戻し素晴らしいルーティーンを披露していました。今後の更なる成長が期待される演技でした。

6位は、ポーランドのMarek Posluszny選手でした!
予選は1位通過で、優勝に期待が高まる選手でした。世界最高峰の演技構成で挑んでいましたが、ファイナルでは10ドロップしてしまい少し残念な結果に終わりました。
5位は、ポーランドのAdam Branczyk選手です!
世界トップ・クラスのバラエティ、クリエイティブ、リスクのある演技を披露しましたが、スポンサーボトルを2種使用しなかった事で大きな減点対象となりました。

4位は、池袋のカラソルの市川寛(マイケル)選手でした!
加点は全て高評価を獲得しておりましたが、インパクトのあるヘビーな技やパワフル感、クリエイティブ性にやや欠けており、世界の頂点に立つにはやや課題が残る内容に見受けられました。世界チャンピオンの座に輝くまであともう一歩というところまで来ていると思います。今後も更なる活躍を期待しています!

3位は、日本の代表選手でGardenの金城光浩(ミツ)選手でした!
上位2名の選手に比べると難易度やクリエイティブ性、バラエティなフレアに欠ける内容でしたが、1ドロップというミスが少ない演技で、フレアのエンターテイメント性であるショーマンシップとコレオグラフィ(振り付けと曲との調和性と冷静さ) においては最高点を獲得しました。また「ベスト・カクテル賞(カクテルポイント1位)」も獲得し、最終的には3位に輝き会場を大いに盛り上げました。キャリアも非常に長く現在日本のフレア界では最高峰にいる選手ですが、それに甘んじる事なく常に進化し続ける姿は本当に尊敬できます!
2位は、チェコ共和国のVaclav Abraham選手でした!

やや緊張していたように見受けられましたが、ハイリスクな演技でありながらわずか2ドロップという素晴らしい演技でした。今回フレアのテクニカル項目のバラエティ、難易度、クリエイティブ性、スムーズ性の全てにおいて審査員満場一致で最高点を獲得しました。
優勝した選手との点差は僅差で、エンターテイメント性と創作カクテルに更に磨きがかかれば更なる高みに到達するであろう素晴らしいフレアバーテンダーでした!

ワールド・チャンピオンは、ポーランドのTomek Malek選手でした!
今回は珍しく5ドロップとなりましたが、非常に考えぬかれた演技構成で、とてもバラエティに溢れ、世界最高峰の難易度を背負いリスクの高い演技に臨んでいました。またクリエイティブ性が高く、次から次に繰り出されるインパクトのある技で、観客に感動と興奮を与える素晴らしい演出でした!
選手の皆様、本当にお疲れ様でした。
そしてTomek Malekさん、優勝おめでとうございました!
また審査員をして下さったイタリアのジャンルイージさん、台湾のシンさん、韓国のラビットさん、ノルウエーのロベルトさん、タイランドのノイさん、江田毅寿さん、逆瀬川豊さん、久保俊之さん、本当に有難うございました。

アルティメット・ワールド・フレア運営統括の手島輝雄さん、委員会の皆様、そして3か月もの間陰ながら動いて頂いた谷本陽さん、大会前後にお手伝いいただいたANFA会員の皆様、ボランティアスタッフの皆様、本当にお疲れ様でした。ありがとうございました!




本大会にご協賛頂きました各メーカーの皆様、大会会場の東京ベイ舞浜ホテル・クラブリゾートのスタッフの皆様、多数のご声援を頂きました観客の皆様本当にありがとうございました!