2014/09/30

カクテル紹介「Tiramisu Mai-Tai」!!

今年の9月でティキ・カクテル「マイ・タイ(Mai-Tai)」は70周年を迎えました。

本日は、カクテルバー・ネマニャの「ティラミス・マイタイ(Tiramisu Mai-Tai)」と合せてマイタイのお話もご紹介致します。

ティラミス・マイタイは、その名の様にマイタイとティラミスを融合させた様なカクテルです。



レシピは、コーヒー・インフュージョン・ダーク・ラム、グランマニエ、ベイリーズ、アーモンド・シロップ、卵黄、マスカルポーネ・チーズ、クリームをスローイングにて仕上げるカクテルです。

マイタイは、1944年9月にレストラン・トレダー・ヴィックスのオーナーとして有名なヴィクター・ジェィ・バージェロン(Victor J Bergeron)氏が考案したカクテルです。


バージェロン氏は1934年にヒンキー・ディンクスというレストランをオープンしましたが、彼はもともと貿易商人だったことから、通称トレダー・ヴィック(Trader Vic)と呼ばれており、1937年にお店の名前を”レストラン・トレダー・ヴィックス”に改名し現在に至ります。

開店以降当時は、非常にエキゾチックなラム・ベースのカクテルが人気だったといいます。

それに満足しないトレダー・ヴィックは更なる新しいカクテルの必要性を常に考えていました。
彼の頭の中にあったのは、広く世界に受け入れられているマティー二やダイキリでした。
有名なカクテルに共通しているのは、いずれもベーシックでシンプルなものだという事でした。



ある日、ミディアム・ボディのジャマイカ・ラムを手にし、インスピレーションを感じ、ジャマイカ・ラムにフレッシュ・ライム・ジュースとオレンジ・キュラソーを加え、ロック・キャンディー・シロップを少量、アーモンドの香りにフレンチ・オージェットを1ダッシュ加え、力強くシェークし、ハーフ・ライムを沈めたグラスに注いだものに、ミントの葉をひとふさ浮かべたものを作りました。
完成したカクテルを、来店していたタヒチの友人に飲んでもらうと、「Mai Tai Roa Ae(この世のものとは思えない!最高!)」といい、これがこのカクテルの名前の由来となりました。


1953年にはハワイでもこのカクテルが提供されるようになり、ハワイのロイヤル・ハワイアンのマイタイ・バーでは大変人気となりました。

本日は「マイタイ」と「ティラミス・マイタイ」お薦めです!