カクテル【Indian Death Rock】の調査完了。
2018年8月19日(日)は、Indian Death Rockの考案者である蒔田の「Tonotoすまぬぷり」のオーナー石山照満さんにお逢いしインディアンデスロック の詳しいお話しをおうかがいする事が出来ました!
インディアン・デスロックというカクテルは、本牧のアロハカフェの店長である山口さんにはじめて教えていただきました。
アロハカフェさんでも30年近く飲まれており、本牧あたりで考案されたカクテルではないのかと想像しておりました。
現在、本牧あたりでもよく飲まれておりますが、関内、横浜駅周辺、元町、藤沢など神奈川県の広い範囲のバーのメニューで見かけるカクテルとなっております。
横浜で誕生した有名なカクテルはいくつかありますが、インディアン・デスロックは新しい横浜名物カクテルになりつつあると思います。
今年に入りとても興味のあるカクテルとなり詳しい情報収集も含め調査をしておりました。
インディアン・デスロックというカクテルは、色々アレンジされたものが多く、どれが正しいレシピなのか調べたくなりました。
写真下は、本牧アロハカフェさんのスタイルでカシス・ベースにスピリタス、コアントロー、レモン・ジュース。
コリンズグラスで作られ量もアルコールもしっかりとしたタイプ。
こちらは関内のグリーンボールさんのスタイルで、スピリタス、カシス、レモンジュースにジンジャーエールがしっかり入ったライトなタイプ。
こちらは関内のスマイリースマイルさんのスタイルで、ロックスタイルにクラッシュアイス、スピリタス、カシス、コアントロー、レモンジュース、トニックウォーターに季節のフルーツを飾るタイプ。
こちらは横浜西口のストーブスさんのスタイルで、レシピはスマイリースマイルさんと同じで、デコレーションが違います。
ネットで調べると、ジュースにグレープフルーツジュースを使用するレシピもある様でした。
色々なお店で飲ませて頂いた結果、スピリタス、カシス、コアントロー、レモンジュースを使用するレシピが多く、それになにかの炭酸飲料を加えるといった感じでした。
デコレーションは統一せずでした。
スマイリースマイルさんに訪れた際に、インディアン・デスロックの発祥地であった石川町のラコタ(Dakota)のオーナー様(現在の横浜西口のストーブスのオーナー様)に偶然にもお会いし、考案者である石山さんの話しをお伺いし、スマイリースマイルのスタッフの方に石山さんのお店をご紹介頂きました。
そして日曜日、念願であったインディアン・デスロックの考案者である石山さんにお会いする事が出来ました!
インディアン・デスロックというカクテルは、横浜市・浅間町にあった名店バディーの2号店である石川町ラコタというバーで1990年6月頃、石山さんが考案者したカクテルとの事。
ラコタが女性誌の取材を受ける事になり、ラコタの名物カクテルを作ろうと言う事になり創作したカクテル。
石山さんは、プロレス好きとの事もあり、カクテルがプロレス技の名前を名付けたいと言います。
はじめは、浅間町のバディー(閉店)、石川町のラコタ(閉店)、バディーの3号店の鶴屋町のグラスルーツさんの3店舗で出しはじめたとの事。
その後、横浜西口のストーブスの系列店やストーブスなどで働いていたバーテンダーがアロハカフェをはじめとする様々なバーに勤め横浜中に広がったようです。
石山さんにお聞きした正しいレシピは以下です。
「インディアン・デスロック」
スピリタス 15ml
カシス・リキュール 15ml
コアントロー 15ml
レモン・ジュース 15ml
上記をシェークして、クラッシュアイスを詰めたロックグラスに注ぎ、トニックウォーターを30ml程加えビルドし、カットレモンを絞って落とす。
デコレーションはアレンジがあってもよいとの事でした。
正しいレシピも知る事が出来てスッキリ致しました。
色々情報を提供して下さった皆様、有難うございました(^-^)
カクテルバー・ネマニャでも今日から正しいレシピでインディアン・デスロック ・カクテルをおすすめしております(๑˃̵ᴗ˂̵)
是非新しい横浜の名物カクテルをお楽しみ下さいませ!
考案者の石山さんのお店「すまぬぷり」の情報は以下です。
住所:横浜市南区榎町2-66-2山口ビル1階(蒔田駅から約徒歩3分)
営業時間:19時から27時(今のところ年中無休)
インディアン・デスロックにご興味がある方は是非"すまぬぷり"さんへ!