2026/05/27

カクテル「クラウディ・スカイ・リッキー」は1922年にフィラデルフィアで流行していた!

 本日は、かつて日本でもとても流行していたカクテル【クラウディ・スカイ・リッキー】のお話し。

このカクテルは日本でとても人気で、海外であまり見かけず、今までこのカクテルに関する文献が無かったため、日本で作られたカクテルではないだろうか?とも考えられてきました。

たまに気にして調べておりましたが、ベルギー出身のバーテンダーであるRobert Vermeire氏が1922年にロンドンで出版したカクテル本「Cocktails: How to Mix Them」でレシピを確認することができました。

このカクテルが1922年にアメリカ・フィラデルフィアで流行しており、スロージン・リッキーのアレンジであることが記載されています。

リッキーのバリエーションであることは間違いないのですが、カクテル名は「Cloudy Sky」と呼ぶことが多かったようです。




日本では現在、スロージン、ライム・ジュース、グレナデン、ソーダで作られることが多くなりましたが、本来はソーダの代わりにジンジャーエールにしたもののようです。

私も90年代によく提供させていただいたカクテルで、ジンジャーエールで作るものと認識しております。かつての著書「フレアバーテンダーズ・バイブ」にもジンジャーエールを使用したレシピで紹介している。






改めて古い日本のカクテル本で、レシピも確認してみました。むしろソーダを使用する例があるのか?

古くはジンジャー・エールで作ることが多いようです。



2026/05/23

Cocktail Bar Nemanja 本日のお手伝いさん

 【本日のお手伝いさん】

本日は将来BAR開業を目指す佐野氏がシフト入りしています!

彼は家内公認の珍しい 北條智之ファンでもあります^ ^




皆様、温かい目でお手柔らかにお願いいたします^ ^

ご来店お待ちしております!

2026/05/21

肥後グリーンのメネフネ・ジュース

 熊本県の高級ブランドメロン「肥後グリーン」が入荷しております。

糖度が高く、皮のギリギリまでジューシーな翡翠色のメロンです。

●おすすめカクテルは【肥後グリーンのメネフネ・ジュース】です。




メネフネジュースは、1970年代初頭にトレーダー・ヴィックスが開発したマイタイのバリエーションで,ベースをホワイト・ラムに変更したものです。

メネフネは、ハワイの伝説上の小人族で、力持ちで手先が器用、そして働き者。カウアイ島がメネフネ伝説の本拠地として知られ、ハワイ諸島各地に彼らが作ったとされる史跡が残っているといわれます。

トレーダー・ヴィックスのメネフネ・ジュースは以下で紹介されています。


MENEHUNE JUICE

1 lime

½ ounce orange curaçao

¼ ounce rock candy syrup

¼ ounce orgeat syrup

2 ounces Trader Vic light Puerto Rican rum

Squeeze lime juice over shaved ice in a mai tai (double old fashioned) glass; save one shell. Add remaining ingredients and enough shaved ice to fill glass. Hand shake. Decorate with one spent lime shell, fresh mint, and a menehune.




紹介の「肥後グリーンのメネフネ・ジュース」は,ホワイト・ラム、肥後グリーン、グランマニエ、アーモンド・シロップ、ライム・ジュースで作ります。

是非お試しくださいませ!

2026/05/18

カクテル「タキシード」のヒストリー

タキシード・カクテルの名前の由来は、アメリカ・ニューヨーク州の高級別荘地タキシード・パーク近郊にある会員制クラブ兼邸宅の「タキシード・クラブ」に由来しています。

クラブは1886年5月30日にオープンし、タキシード・カクテルは、1886年10月に開催された秋の舞踏会で初めて流行したフォーマルなイブニングウェア「タキシード」を引き立てるものとして提供されたのではと考えられています。

またタキシード・パークは、タキシード・ジャケットの発祥の地でもあります。

タキシード・クラブは、アメリカでいち早くテニスコートを取り入れたことでも知られ、1899年12月30日にテニスコートが開場されました。



現在も現存するクラブで、クラブ内のダイニング施設として、メインクラブハウスにはダイニングルーム、バー、テラス、プールサイドバー&グリル。ゴルフクラブハウには、ダイニングルーム、バー、テラスがあるそうです。

タキシード・カクテルのレシピ。

1900年のカクテル本「Harry Johnson's Bartender's Manual」の掲載レシピ(写真下)

マティーニに、マラスキーノ、アブサンを加え、ガーニッシュにチェリー、レモンピールを絞って仕上げると言うもの。






1903年の「Daly’s Bartenders’ Encyclopedia」のタキシード・カクテルのレシピ(写真下)

アブサンが加えられていないバージョンです。



1914年のカクテル本「Drinks by Jacques Straub」にはシェリーが加えられたレシピも登場。



1930年のサボイ・カクテル・ブックには、2種のレシピが掲載。

2026/05/17

バーテンダー 世界大会「PATTAYA MIXO & FLAIR OPEN 2026 」MIXOLOGY 部門ルール

 PATTAYA MIXO & FLAIR OPEN 2026 MIXOLOGY 

●ルールと規制 一般規則

資格と参加:

• すべての参加者は、2026 年 7 月 6 日午後 17 時 30 分にパタヤのババイ サバナ ホテルで開催される登録会議に出席する必要があります。

• このコンテストは地元の参加者が参加でき、海外のバーテンダーはこのイベントに直接参加登録できます。ただし、ABA 会員の参加者は各国の ABA 会長の承認を得るために連絡する必要があります。

• 参加者は 18 歳以上である必要があります。

• 各競技者は、タイのハーブのコンセプトに基づいたカクテルを 6 分間で発表し、少なくとも 2 種類のタイのハーブを組み込む必要があります (1 つのカクテル、2 つの同じグラスで準備され提供されます)。

* レモングラス、コブミカンの葉、コブミカンの葉、コブミカン、ジンジャー、ガランガル、 ใบเตย —

パンダン リーブス、โหระพา — タイ バジル、กะเพรา — ホーリー バジル、สะระแหน่ — ミント、มะนาว — ライム、 — バタフライピー、ジャスミン、菊、 — Roselle、ฟ้าทะลายโจร — Andrographis、กระชาย —

Fingerroot、ใบบัวบก — Gotu Kola、มะตูม — Bael Fruit

• 実行順序はブリーフィングで決定されます。

• 競技者はカクテルのレシピを 7 月 1 日までに提出する必要があります。

• レシピはミリリットル (ml.) で表され、その他の量はダッシュおよび/または滴で表されます。

• すべての参加者は午前 11 時に競技会場に到着する必要があります。 2026 年 7 月 7 日、セントラル マリーナ アウトレットにて

• 品位の低さ、趣味の悪さ、または競技会、スポンサー、または主催施設に対する軽蔑を示す行為は、競技会からの失格の対象となります。

• すべての競技者は、適切な服装をし、最もプロフェッショナルで洗練された態度で振る舞う必要があります。




登録について

• 登録受付期間:2026年5月15日~2026年6月20日

• 登録をご希望の方は、「Pattaya Flair Open」または「Pombar Smile Pattaya」(Facebook)宛てにダイレクトメッセージを送り、登録フォームをご請求ください。

• 海外からの参加者は、出場者リストへの掲載を確定させるため、航空券の写しをご提出ください。

• すべての出場者は、2026年7月6日17:30(タイ時間)に「Hotel Sabai Sabana Pattaya」の会議室で行われる登録ミーティングに出席する必要があります。(※17:30のミーティングに出席できない場合は、イベントの少なくとも1週間前までに必ずご連絡ください。)

• 海外からの参加バーテンダーは、7月6日の午後3時までにスワンナプーム国際空港(BKK)に到着するようお願いいたします。

• 参加費は50米ドル(Tシャツ代込み)で、ブリーフィング当日に支払いを行います。

スポンサーシップおよびブランディング

• 本大会の公式スポンサー製品には、Phoenix(ジン、ラム、ウォッカ)、El Matador Tequila、Phoenix Liqueurs、Vinsent Gold Brandy、Long Beach Syrupが含まれます。

• 出場バーテンダーは、イベントのスポンサーと競合する企業のロゴが入ったものを着用することはできません。

• 提出されたすべてのカクテルレシピは実行委員会の所有物となり、指定された期限までに提出する必要があります。

• スポンサー製品と競合するブランドの製品は使用できません。

●クリエイティブ・カクテル

• カクテルは以下の公式スポンサー製品を使用して作成する必要があります:

* Vinsent Gold V.S.O.P.:最低45ml

* Phoenix Liqueur:最低10ml

* Long Beach Syrup製品:カクテル作成に使用可能

• 参加者は、自身のジュース、果物、野菜、ハーブ、ビターズ、オイル、シロップ、または自家製材料を使用することができます。

• すべてのジュースおよび事前に調合した材料(プレバッチ)は、透明なボトル、ポアラー付きボトル、またはカラフェに入れて保管する必要があります。

• 参加者は、自身のバーテンディング・ツール、グラスウェア、ガーニッシュを持参する必要があります。競技開始前に必要な道具が揃っているかを確認することは、参加者自身の責任となります。

• 氷(クラッシュアイス、キューブアイス、ロックアイス、アイスボール)は主催者が用意します。

競技の構成とスケジュール

• 競技は1ラウンドのみ行われます。

• 前の出場者が演技を行っている間に、各参加者に2分間のバー・セットアップ時間が割り当てられます。割り当てられた時間を超過した場合、10秒ごとに5点が減点されます。

• セットアップ時間は、前の出場者がバーステーションを離れ、ステーションが適切に清掃された直後から開始されます。

• 出場順序は、公式ブリーフィングの際に決定されます。

• 10人の出場者が終了するごとに、審査員のための30分間の休憩が設けられます。

• 本大会への参加をもって、出場者はレシピおよびドリンク名の著作権を主催者に譲渡することに同意したものとみなされます。

• 主催者は最終決定権を有します。本大会の審査に関するあらゆる事項において、ABA(アジア・バーテンダー・アソシエーション)および主催者の決定が最終的なものとなります。

審査および採点:

• 審査員の決定は最終的なものとします。主催者は、独自の判断で規則やガイドラインを修正・変更する権利を有します。

• アジア・バーテンダー・アソシエーションおよび実行委員会は、必要に応じて、大会前または大会期間中に審査員を任命、交代、または解任する権利を有します。

アジア・バーテンダー・アソシエーション/主催者 審査員団

• 試飲・技術審査員:5名

• セットアップ審査員:2名(演技前および演技中に、準備状況、材料、分量、機材、破損の有無、大会規定の遵守状況を確認する役割を担う)。規則違反の程度に応じて、ペナルティ(減点)が適用される場合があります。

• 最終得点は、審査員による採点の平均値に基づいて算出されます。

採点システム

予選ラウンド - ABA審査員による採点(200点満点)

スポンサー・コンセプト - 30点

* スポンサー製品の明確かつ適切な提示

* カクテルへのスポンサー製品の取り入れ方における創造性と独創性

* カクテルの風味や香りに反映されたスポンサー製品の際立った表現

プレゼンテーション&テクニック - 30点

* カクテルのコンセプト、着想(インスピレーション)、材料に関する明確な説明

* 自信、個性、ステージ上での存在感、コミュニケーション能力

* 清潔感があり、整理されたプロフェッショナルなバーテンディング技術

風味・味わい・香り - 50点

* 甘味、酸味、苦味のバランスおよび全体的な風味の構成

* 風味の複雑さと奥行き

* カクテルのコンセプトに沿った、香りと味わいの調和

* 使用された材料の鮮度と品質


外観・プレゼンテーション - 30点

* カクテルの視覚的な魅力と全体的なプレゼンテーション

* 調製中の清潔さ、手際の良さ、プロフェッショナルな振る舞い

* 色、質感、構成要素の配置における調和

パーフェクト・サーブ - 20点

* 飲料およびグラスの適切な提供温度

* 国際的な提供基準に沿った細部への配慮

* 提供時の全体的な優雅さとゲスト体験

グラスウェア・ガーニッシュ - 20点

* カクテルのスタイルに対するグラスの適合性

* ガーニッシュの創造性、バランス、適切さ

* ガーニッシュの準備および配置における正確さと清潔さ

インスピレーション・ストーリーテリング - 20点

* カクテルの着想やストーリーの明確さ、魅力、説得力のある説明

* 印象的で意義があり、かつ適切なカクテル名

* カクテルのコンセプトとプレゼンテーションの強い結びつき

減点事項

- 割り当てられたバーの準備時間を超過した場合、制限時間を超えた10秒ごとに5点を減点する。

- 調製中またはパフォーマンス中に液体をこぼしたり垂らしたりした場合:1回につき1点を減点する。

- バーテンディング・ツール、ボトル、グラス、または機材を落とした場合:1回につき2点を減点する。

- 提出されたレシピに基づく必須のスポンサー提供材料を使用しなかった場合:材料1つにつき5点を減点する。

- 公式に提出されたレシピと異なる材料の配合比率:違反1件につき2点を減点する。

審査方法

- 5名の審査員による採点の平均値を算出する。

- 審査員の決定は最終的なものであり、異議申し立ては認められない。


●競技用バーの設営およびバーツールの提供

• バー設備(2ステーション分)

• 標準的なバーツール

• ナプキン、ストロー

スポンサー製品リスト

• Vinsent Gold V.S.O.P.

• Phoenix Liqueur(ココナッツ、コーヒーリキュール、ピーチ、メロン、クレーム・ド・バナナ、トリプルセック、ストロベリー、ブルーキュラソー、クレーム・ド・ミント、オレンジキュラソー、サンブーカ、チェリーブランデー、ブラックサンブーカ)

• Longbeach シロップ

イベントパッケージ料金:350米ドル

#含まれるもの:

• ホテル「Sabai Sabana Pattaya」での3泊の宿泊

• 朝食・夕食

• 空港~ホテル間の送迎

• 日帰り旅行

• イベント後のパーティー

• イベントTシャツ


PATTAYA MIXO & FLAIR OPEN イベントスケジュール(2026年7月6日~9日)

7月6日:セミナーおよび国際大会出場者向けブリーフィング

13:00:セミナー・ワークショップ受付(会場:ホテル・サバイ・サバナ・パタヤ)

14:00:セミナー開始

15:00:カクテル・ワークショップ

17:30:「Pattaya Mixo & Flair Open」受付・ブリーフィング(会場:ホテル・サバイ・サバナ・パタヤ)

19:00:ビュッフェ・ディナー開始

7月7日:Pattaya Mixo & Flair Open 2026

#ミクソロジー

11:00:ミクソロジー部門受付(会場:セントラル・マリン・アウトレット)

12:00:競技開始

#フレア

15:00:フレア部門受付(会場:セントラル・マリン・アウトレット)

16:00:開会式

17:00:競技開始

20:00:競技終了 21:00:表彰式

23:00:アフターパーティー(会場:スマイル・カクテル・バー・パタヤ)

7月8日:日帰り旅行

09:30:ロビー前に集合

10:00:ワット・タム・カオ・プラトゥン(Wat Tham Khao Pratun)へ出発

13:00:カオ・チャマオ(Khao Chamao)の滝へ出発

16:00:

17.30:ホテル・サバイ・サバナ・パタヤへ移動(所要時間:2時間)

7月9日:出発日




2026/05/15

ABA公式世界大会「The Master 2026」開催!

2026年5月18日から20日までプーケットにてABA公式世界大会【ザ・マスター、ワールド・バーテンディング・チャンピオンシップ2026】が開催されます。

日本からはミクソロジー部門に3名、フレア部門に3名が参加いたします。








選手の応援をどうぞ宜しくお願いいたします!

2026/05/14

房州温室びわのペアリング・カクテル「ハーフ&ハーフ」

 楽しみにしていた枇杷が届きました!

谷芝農園さんの「房州温室びわ」4Lサイズの大玉 秀品です。

ペアリングのおすすめカクテルは【ハーフ&ハーフ】です。

ヴェルモットロッソ、ドライを半々にしたロック・スタイルのカクテルで、1956年に馬田浩二 氏が考案したと言われています。





モスカテルワイン樽熟成のフェルディナンズ・レッド・ヴェルモットとシュペトレーゼワイン樽熟成のフェルディナンズ・ホワイト・ヴェルモットのハーフ&ハーフで提供しております。

美味しい枇杷とご一緒に是非!

2026/05/13

日本のバー誕生の地 横濱の話 ㉑チェリー・ブロッサム

本日5月13日は「カクテルの日」!

横浜で誕生したとされるカクテル「チェリー・ブロッサム」を紹介いたします。

横浜のカクテルバー・パリの田尾多三郎 様が1923年12月頃に考案と伝わります。

田尾多三郎 様は、1893年の生まれ。

田尾 様は、大正時代に貿易会社の南米アルゼンチン支社長として活躍し、帰国後の1923年の関東大震災の後に伊勢佐木町で「カフェ・ド・パリ」を開店。

カフェ・ド・パリの初代チーフ バーテンダーは、東洋汽船外国航路のキャビンバーテンダーで日本バーテンダー協会創立発起人15人の1人となる高橋 徳兵衛 氏でした。

1945年5月の空襲前は横浜市中区尾上町4-49にありましたが、で焼失後は戦後は野毛山に移転し、1963年には現在の常盤町に移転する。

写真下はパリ様の昔のメニューに描かれる4階建ての「TAO Building」。描かれる弁天通り時代はバーとレストランもあったことが確認できます。




写真上は横浜大空襲前の時代の住所を示すもの。

チェリー・ブロッサムは、お店がオープンしたばかりで社交場として一番華やかだった戦前のカフェ・ド・パリ時代にカナディアン・クラブのキャンペーンをきっかけに創作したもので、1927年の世界大会で優勝した作品であることを田尾多三郎 様の奥様の幸子 様から聞いた事があります。

日本バーテンダー協会(JBA)が、1929年(昭和4年)に設立されたとので、JBAからの日本代表としてIBA世界大会に出場したのではないとなると、1927年の世界大会とは何の大会であったかは不明です。





カクテルバー・パリのチェリー・ブロッサムのレシピは、カナディアン・クラブにピーター・ヒーリング、チンザノ・ロッソ、レモン・ジュース、マラスキーノをシェークしたショート・カクテルで、デコレーションにレッド・チェリーを沈めます。

世界的に知られるブランデー・ベースのチェリーブロッサムは、1930年に出版されたロンドン・サボイホテルのカクテル本からレシピが変えられたと伝えられてきました。

しかしそれは、田尾 様が起源のものではなく、ヨーロッパで誕生したものと思われます。 

フランスで1900年4月に発行されたフランク・ニューマン氏のカクテル本「1900-American-Bar Boissons Anglaises et Americaines」に現在一般的に知られているブランデー・ベースのチェリー・ブロッサムのレシピが掲載されていました!

(2020年5月14日に当ブログでも紹介)↓

catman.bar-nemanja.com/2020/05/1900.html?m=1






おそらく先にブランデー・ベースのチェリー・ブロッサムが考案されており、後にカフェ・ド・パリが同名でカナディアン・ウィスキー・ベースのチェリー・ブロッサムが考案されたと推測します。

また1933年のカクテル本「Odell's book of Cocktails and Fancy Drinks」に2つのチェリーブロッサムが掲載されています。





そこにはチェリー・ブランデー、フレンチ・ヴェルモット同量、ピーチビターがダッシュというレシピと、もう一つはチェリー・ブロッサム・カクテル(Mr. Tao's Formula)と書かれるものが掲載されています。Tao'sレシピは、カナディアン・クラブ、チェリーブランデー、イタリアン・ヴェルモットが同量、マラスキーノがダッシュとなっています。

掲載のレシピは完全なものではないのですが、かなり近いもので書かれています。

また田尾多三郎 様の最後の創作カクテルは「ブルー・ライト・ヨコハマ」で、1968年12月に考案したもの。



ウォッカ1/2、ブルーキュラソー1/4、レモンジュース1/4をシェークしたショート・カクテルで、レッド・チェリーが沈みます。

田尾多三郎 様は. 1952年4月24日JBA神奈川支部設立の初代支部長に就任 。1971年に他界となりました。

2026/05/12

オータムクリスプのシャルトリューズ・スウィズル

次世代シャインマスカットと呼ばれるペルー産の葡萄「オータムクリスプ」が入荷しております!

おすすめカクテルは【オータムクリスプのシャルトリューズ・スウィズル】

シャルトリューズ・スウィズルは2002年にサンフランシスコにあるSmuggler's CoveのMarco Dionysos氏によって考案されたカクテルです。

こちらにオータムクリスプを加えてアレンジしました。




レシピはシャルトリューズ・ヴェール、エッピンガー・ティキ・ファレナム、オータムクリスプ、パイナップルジュース、ライムジュースです。

是非お試しくださいませ!

2026/05/11

ABAのワールドツアー「Taiwan Skyline bartending & flair competition 2026」結果発表

2026年5月9日・10日 アジア・バーテンダーズ協会(ABA)公式大会【Taiwan Skyline bartending & flair competition 2026】が台北・桃園のChung Yuan Cultural & Creative Parkにて開催されました。

大会へ出場した皆様、本当にお疲れ様でした!

各国からトップバーテンダーが集まる素晴らしい舞台となりました。

日本代表としてミクソロジー部門に須崎仁慈 選手、由布菜津美 選手、フレア部門に又川翔旭(しょーき)選手が出場。

審査員として日本からはanfa江田会長と私も参加させていただきました。









日本代表として世界の舞台に立ち、両部門で素晴らしい演技を披露した3選手の姿は、私達に誇りと感動を与えてくれたものでしたが、残念ながら入賞には至りませんでした。

入賞結果は以下となりました。

ミクソロジー部門

優勝 タイランドの Phongskorn Ruangjun (Tas)選手

準優勝 韓国の Cho Hyosung (Tylor) 選手

第3位 韓国の Ildo Maeng (Ian) 選手

ベストカクテル&ベスト・ミステリー・カクテル タイランドの Tas 選手

日本代表の由布菜津美 選手は5位、須崎仁慈 選手6位。










フレア部門の入賞は以下となります。

優勝は台湾の Leon Chen 選手

準優勝&ベスト・カクテルはアルゼンチンの Roman Zapata 選手

第3位&ベスト・フィメールは台湾の Jun Lin 選手

第4位は台湾の Tim Ho 選手

第5位はタイランドの Fluk 選手





惜しくも入賞には届きませんでしたが、世界の強豪と渡り合い、全力で挑んだ経験は何物にも代えがたい財産になるかと思います。

大会で感じた空気、悔しさ、喜びのすべてが、今後のバーテンダー人生をより豊かに輝かしいものにしてくれると信じております。

ますますご活躍されることを心より応援しております。





また台湾の皆様の温かいホスピタリティと、ABAの仲間たちとの絆もあり、より一層特別な大会となりました。

大変お世話になって台湾の皆様、ご一緒させていただいたABAグローバルの皆様、本当にありがとうございました。