タキシード・カクテルの名前の由来は、アメリカ・ニューヨーク州の高級別荘地タキシード・パーク近郊にある会員制クラブ兼邸宅の「タキシード・クラブ」に由来しています。
クラブは1886年5月30日にオープンし、タキシード・カクテルは、1886年10月に開催された秋の舞踏会で初めて流行したフォーマルなイブニングウェア「タキシード」を引き立てるものとして提供されたのではと考えられています。
またタキシード・パークは、タキシード・ジャケットの発祥の地でもあります。
タキシード・クラブは、アメリカでいち早くテニスコートを取り入れたことでも知られ、1899年12月30日にテニスコートが開場されました。
現在も現存するクラブで、クラブ内のダイニング施設として、メインクラブハウスにはダイニングルーム、バー、テラス、プールサイドバー&グリル。ゴルフクラブハウには、ダイニングルーム、バー、テラスがあるそうです。
タキシード・カクテルのレシピ。
1900年のカクテル本「Harry Johnson's Bartender's Manual」の掲載レシピ(写真下)
マティーニに、マラスキーノ、アブサンを加え、ガーニッシュにチェリー、レモンピールを絞って仕上げると言うもの。
1903年の「Daly’s Bartenders’ Encyclopedia」のタキシード・カクテルのレシピ(写真下)
アブサンが加えられていないバージョンです。
1914年のカクテル本「Drinks by Jacques Straub」にはシェリーが加えられたレシピも登場。
1930年のサボイ・カクテル・ブックには、2種のレシピが掲載。




