お正月にバイエルン地方にあるドイツのウイスキーの蒸留所「Slyrs」に行ってきました。
蒸留所の名前は、英語ではスライヤーズの様ですが、ドイツ語ですと”シリィアース”とか”シュラース”?という言い方になるのでしょうか?
そんなSlyrsにデュッセルドルフから急遽行く事にしました。
デュッセルドルフからICEで5時間ちょっと、食堂車両で朝食を楽しみながらミュンヘンに到着。
ミュンヘン中央駅からBOBに乗って約1時間、蒸留所の最寄り駅「フィッシュハウゼン・ノイハウス駅」に到着。
BOBは解りずらく、途中の駅で連結車両が切り離しになります。
車両が前方、中央、後方で最終的な行き先がわかれる様で、フィッシュハウゼン・ノイハウス駅へは後方の車両で行きました。
駅近くの蒸留所行きの矢印から徒歩15分程で、Slyrs 蒸留所に到着致しました。
中へ入るとまずレセプションとショップがありました。
元々はフルーツ・ブランデーを造っている会社のため、ウイスキー以外にも自社製品のリキュールやフルーツ・ブランデー、ジン、ウォッカなども販売されていました。
待望のSlyrs 12年ものも完成しておりました。
他にはウイスキーを使用して作られたハムやチョコレート、ジャム、蒸留所限定アイテムなども販売しておりました。
蒸留所の見学は6ユーロでした。
はじめにシアタールームで蒸留所の歴史について鑑賞。
蒸留所は1999年創業で、創業者がスコットランドを訪れた際に、バイエルン地方と気候、風土がよく似ていた為、ウイスキー造りをはじめたそうです。
2007年に現在の場所に新しい蒸留施設を造ったとの事です。
こちらは大麦用のサイロです。
2500キロの大麦を粉砕し、山の水を加え、67度で3~4時間かけて糖化。
酵母を加え約20度で7日間発酵。
写真上は発酵後のもの。
ポットスチルは初留が2基で、再留が1基ありました。
6000リットルの発酵液を約8時間かけて初留し、20度のローワインを1500リットル得ることができるそうです。
ポットスチルのデザインは創業者自らからのもので、ドイツのシュトゥットガルトでハンドメイドで造らせたそうです。
ガラスで囲われた再留基でヘッドとテールをカットし、出来上がる70度のニューポットが出来上がります。
この時点で400リットルになるそうです。
ガラスに囲われた再留基は鍵付きで、蒸留所のスタッフの盗難防止となっており、中に入ることはできません。
ドイツの法律ではウイスキーに課せられた税金がとても高く、1リットル当たり13ユーロもかかるそうです。
蒸留所内の人間が原酒を盗み生産量を誤魔化さないように、政府の指示でこのような造りになっているそうです。
この再留基は、スタッフでも許可無しで手を触れる事はできないそうです。
原酒は加水され55度に調整した後に、ミズーリのホワイトオークの新樽に詰められ貯蔵されます。
こちらの蒸留所に眠る樽は全部で600樽とのことです。
樽があるウェアハウスは、貯蔵庫兼、ギャラリー兼、試飲ルームにもなっています。
まだまだ歴史の浅い蒸留所ですが、次々にリミテッド・エディションをリリースしているので、過去発売したウイスキーをずらりと陳列していました。
毎年発売される限定の「DIABOLI」。今回2015年版も購入致しました!
写真上は、2002年にリリースしたスタンダードのファースト・ボトル。
記念すべき、ボトリングナンバー0001が飾られていました。
当時の生産量は年1600本だったとのことですが、現在の年間生産数は8000本です。
ボトリングの際のコルクキャップを入れる作業や、ラベルを貼る作業はすべてハンドメイドで行っているそうです。
こちらは併設の試飲コーナーです。
ウイスキーやウイスキー・リキュールなどを試飲させていただきました。
とても勉強になりました。
只今カクテルバー・ネマニャでは、新しいSlyrsババリアン・シングル・モルト・ウイスキー2種、Slyrsウイスキー・リキュールのハニー&バニラ、DIABOL 2015をご用意しております。
是非ぜひ一度お試しになってくださいませ。
蒸留所の名前は、英語ではスライヤーズの様ですが、ドイツ語ですと”シリィアース”とか”シュラース”?という言い方になるのでしょうか?
そんなSlyrsにデュッセルドルフから急遽行く事にしました。
デュッセルドルフからICEで5時間ちょっと、食堂車両で朝食を楽しみながらミュンヘンに到着。
BOBは解りずらく、途中の駅で連結車両が切り離しになります。
車両が前方、中央、後方で最終的な行き先がわかれる様で、フィッシュハウゼン・ノイハウス駅へは後方の車両で行きました。
駅近くの蒸留所行きの矢印から徒歩15分程で、Slyrs 蒸留所に到着致しました。
中へ入るとまずレセプションとショップがありました。
元々はフルーツ・ブランデーを造っている会社のため、ウイスキー以外にも自社製品のリキュールやフルーツ・ブランデー、ジン、ウォッカなども販売されていました。
他にはウイスキーを使用して作られたハムやチョコレート、ジャム、蒸留所限定アイテムなども販売しておりました。
はじめにシアタールームで蒸留所の歴史について鑑賞。
そのあとに内部の見学でした。
蒸留所は1999年創業で、創業者がスコットランドを訪れた際に、バイエルン地方と気候、風土がよく似ていた為、ウイスキー造りをはじめたそうです。
2007年に現在の場所に新しい蒸留施設を造ったとの事です。
こちらは大麦用のサイロです。
大麦はバイエルン地方北部のフランコニア産を使用との事です。
酵母を加え約20度で7日間発酵。
写真上は発酵後のもの。
ポットスチルは初留が2基で、再留が1基ありました。
ポットスチルのデザインは創業者自らからのもので、ドイツのシュトゥットガルトでハンドメイドで造らせたそうです。
ガラスで囲われた再留基でヘッドとテールをカットし、出来上がる70度のニューポットが出来上がります。
この時点で400リットルになるそうです。
ガラスに囲われた再留基は鍵付きで、蒸留所のスタッフの盗難防止となっており、中に入ることはできません。
ドイツの法律ではウイスキーに課せられた税金がとても高く、1リットル当たり13ユーロもかかるそうです。
蒸留所内の人間が原酒を盗み生産量を誤魔化さないように、政府の指示でこのような造りになっているそうです。
この再留基は、スタッフでも許可無しで手を触れる事はできないそうです。
原酒は加水され55度に調整した後に、ミズーリのホワイトオークの新樽に詰められ貯蔵されます。
こちらの蒸留所に眠る樽は全部で600樽とのことです。
樽があるウェアハウスは、貯蔵庫兼、ギャラリー兼、試飲ルームにもなっています。
毎年発売される限定の「DIABOLI」。今回2015年版も購入致しました!
記念すべき、ボトリングナンバー0001が飾られていました。
当時の生産量は年1600本だったとのことですが、現在の年間生産数は8000本です。
こちらは併設の試飲コーナーです。
とても勉強になりました。
是非ぜひ一度お試しになってくださいませ。