本日は横浜のシグネチャー・カクテルの一つ「イエローマン」を紹介致します。
昨日のブログで紹介したスターダストさんの記事に登場していたイエローマンについてお問合せを頂きましたので少し詳しくこちらに掲載致します。
このカクテルは、あまり知られませんが横浜の代表カクテルの一つです。
イエローマンとは"日本人"の事です。
1980年代前半に横浜ケンタウロスの族長である飯田繁男さんが考案し、中華街のウインドジャーマーの当時の店長である浅羽さんが仕上がりを監修され横浜中のバーに広まったものです。
横浜ケンタウロス公認のカクテルで、かつては飯田さんの認可が下りたバーテンダーでしか作る事が許されなかったカクテルでもありました。
私が横浜スカイビルのマルソウに勤務していた時代に、飯田さんが来店されイエローマンを作る認可をくださった事がありました。
その際にイエローマンの歴史や正式なレシピをお聞きし、今でもカクテルバー・ネマニャでもサーブしています。
氷を入れたタンブラーに、ロンリコ151ラム30mlを注ぎ、グレープフルーツジュースで満たすスタイルも見かけますが、飯田さんからお聞きしたレシピは、ロンリコ151ラムとグレープフルーツ・ジュース半々で、この割合が正式なものとのこと。
飯田さんの好みはクラッシュ・アイスを詰めたオールドファッションド・グラスに半々注いだスタイルとの事でした。
お好みのスタイルは、横浜の名物カクテルの一つ「ジャックター」を意識したカクテルでもあったのでオールドファションドにクラッシュアイスのスタイルであったとの事。
半々の割合で作れば、ロックスタイルでもタブラーてOKなカクテルです。
横浜に来たら是非一度イエローマンをお試し下さいませ!