2025/04/21

アフィニティ・カクテルのヒストリー

 今週は春の七草の一つ「御形(ゴギョウ)」を取り入れたカクテル【御形のアフィニティ】をおすすめしております。

コッツウォルズ・シングルモルトウイスキー、フェルディナンズ・ヴェルモット・レッド、フェルディナンズ・ヴェルモット・ホワイト、御形インフュージョン・アマーロでお作りします。



アフィニティ・カクテルは、1907年秋にブロードウェイでとても流行していたカクテルで、その流行ぶりは当時数社の新聞で掲載されていました。

はじめのレシピふ、スコッチ・ウイスキー 1ジガー、イタリアン・ヴェルモット 1/2ジガー、オレンジビターズ 1ダッシュ、パウダーシュガー 1tspをシェークするものでした。








後にロブロイ・カクテルと区別するためにフレンチ・ヴェルモットが加えられたといいます。

しかし1901年夏に流行していたカクテルに「SIDEWALK COCKTAIL(サイドウォーク・カクテル)」があり、このカクテルが後に変更されるアフィニティ・カクテルとほぼ同じレシピであったようです。

サイドウォーク・カクテルの材料は、スコッチ・ウイスキー、フレンチ・ヴェルモット、イタリアン・ヴェルモットの3種同量にアンゴスチュラ・ビターズ、オレンジ・ビターズを加えたものでした。