本日はドイツ産のジンとウォッカ「Adler Berlin Gin(アドラー・ベルリン・ジン)」 & 「Adler Berlin Wodka(アドラー・ベルリン・ウオッカ)」をご紹介させて頂きます。
1874年にベルリンで設立されたアルコールの研究所「プロイセン・シュピリトゥォーゼン・マニュファクトゥル」。
スピリッツやフルーツブランデーを製造し、これらのブランドは「Adler Spirituosen」の名称で販売されブームを起こしました。
その後2度の世界大戦や不況の煽りを受けて一時閉鎖となります。
2005年にベルリン工科大学の教授であるシュタール氏と、バーやホテルを経営していたバーテンダーのシュロフ氏により同ブランドが復活され、2009年に同蒸留所を完全に引き継いだとのこと。
ちなみにこのお二人、スキー中に互いが衝突した事故がきっかけで知り合い、その後バーで二人が好きだったジンを飲んでいる際にビジネスのアイデアが生まれたとされています。
現在はジンやウォッカ、フルーツブランデーやリキュールを製造し、また当時の面影を残した博物館として見学もできるそうです。
使用ボタニカルは14種類とのことですが、公開されているのはジュニパーベリー、ラベンダー、生姜、コリアンダー、レモンピール、リコリス。その他の使用ボタニカルは不明です。
蒸留後陶製のコンテナで3か月から最長で8か月熟成とのこと。
小麦由来の上品な甘さでスッキリとした後味のクリーンな風味です。
アドラー・ベルリン・ウォッカは最高級の小麦を使用し蒸留。ジン同様に陶器のコンテナで3か月から8か月熟成とのこと。
こちらも上品な甘さが際立ち非常に綺麗に仕上がっているウォッカです。
是非ともお試し下さいませ。