2018/01/10

1886年にバンブーがニューヨークで流行の記事


Bamboo Cocktail(バンブー)は、ドイツ系アメリカ人でサンフランシスコ出身のLouis Eppinger(ルイス・エッピンガー)氏が、横浜グランドホテルで1890年に考案とされています。

昨年末、横浜生まれのカクテルを掘り下げて調べておりましたら、気になる書き込みを発見。

調査を進めて行くと、ルイス氏が横浜に来られる3年前に、バンブー・カクテルがニューヨークで流行している様子が記事になっておりました。

1886年9月11日の「 Western Kansas world., September 11」の記事に以下が掲載。



A new and insidious drink has been introduced by some Englishman, and is becoming popular in New York barrooms.
It consists of three parts sherry and one part vermouth, and is called "bamboo".




1886年9月19日の「St. Paul daily globe., September 19」の記事にも掲載。






One of the latest and most insidious drinks was recently introduced into swell saloons in this city by an Englishman.
Consists of three parts sherry and one part vermouth.
It is called "Bamboo," probably because after imbibing the drinker feels like "raising Cain".



1889年7月28日の 「Pittsburg Dispatch, July 28」ではバンブー・カクテルに似たカクテル【Marine Cocktail】も登場しており以下の様に掲載。


Lots of men come in here and call for a
„marine cocktail,“ an odd fancy of mine,
composed of sherry, vermouth and orange
bitter, with a spoonful of shaved ice.

1895年2月1日の「The Daily Morning Journal And Courier,  Februar 1」に【Boston Bamboo】なるものも!




確かに古いカクテル本にレシピが掲載されています。




またホフマンハウス・ニューヨーのチャーリー・マホニー氏が考案したということエピソードもあります。

写真下のチャーリー氏の著書「Hoffman House Bartender's Guide - Charles Mahoney」は1912年発行。

本に写る若い方がご本人なのかわかりませんが、ご本人だとしたら1886年頃に考案したとは考えにくいですね。



横浜生まれのカクテルを愛する自分としましては少し複雑な結果ですが、まだまだ調査を進めたいと思います!

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