只今カクテルバー・ネマニャでは【ブロンクス・ワイ・ズィ(BronX.Y.Z.)】をおすすめしております。
今回ご紹介のカクテルは、X.Y.Zカクテルのアレンジです。
ダークラム、NEMAファーストドロップ・コレクション・ジュニパーベリー、スイート・ヴェルモット、ドライ・ヴェルモット、フレッシュ・レモンジュース、シュガーシロップをシェークし、フレイムド・オレンジゼストをしたマテーニです。
●X.Y.Zのヒストリー
X.Y.Zカクテルは、ブロンクスのバリエーションとして生まれたとされます。
写真下は1924年のカクテル本より。
1906年マンハッタンのウォルドルフ・アストリア・ホテルのバーテンダー、 Johnny Solon氏がジン、スイートヴェルモット、ドライヴェルモット、オレンジジュースをミックスしたショートカクテル「Bronx」(初期はジン、ドライヴェルモット、オレンジジュース、チョコレートビターズ)を考案したとされています。
ニューヨークでブロンクスがブームとなり、後にいくつかのバリエーションが誕生しました。
その1つにブロンクスのオレンジジュースをレモンジュースに替えてシロップを加えた「X.Y.Z」が誕生しました。
作者は不明です。
ネーミングは、ブロンクスのスペルの最後の文字Xに続くスペルYZを付けX.Y.Z.と名付けられたとも言われています。
X.Y.Zは1910年代に考案されたと推測され、1922年にアメリカで出版されたRobert Vermeire著の「Cocktails How to mix them」にレシピが本に初登場しています。
レシピは、ジン1/3、ドライ・ヴェルモット1/3、スイート・ヴェルモット 1/3 レモン・ジュース1/4個分、シュガーシロップ少々となっています。
このレシピは日本で1924年に出版された前田米吉 氏著の「コクテール 」にも登場しており、以下のレシピで書かれます。
XYZコクテール
ドライジン 1/3オンス、フレンチベルモット 1/3オンス、伊太利ベルモット1/3オンス、レモンジュース 1個分をシェークして、カクテルグラスに注ぎ、プレーンシロップまたはガムシロップを少量加えて進める。
1920年代後半にゴールド・ラム、コアントロー、レモンジュースのX.Y.Z.が登場し、1930年代にはジンベースがNo.1、ラムベースがNo.2として飲まれていました。
現在はラムベースで飲まれる事が一般となりダークラム・ベースかホワイトラム・ベースかに分かれてつくられます。
1906年マンハッタンのウォルドルフ・アストリア・ホテルのバーテンダー、 Johnny Solon氏がジン、スイートヴェルモット、ドライヴェルモット、オレンジジュースをミックスしたショートカクテル「Bronx」(初期はジン、ドライヴェルモット、オレンジジュース、チョコレートビターズ)を考案したとされています。
ニューヨークでブロンクスがブームとなり、後にいくつかのバリエーションが誕生しました。
その1つにブロンクスのオレンジジュースをレモンジュースに替えてシロップを加えた「X.Y.Z」が誕生しました。
作者は不明です。
ネーミングは、ブロンクスのスペルの最後の文字Xに続くスペルYZを付けX.Y.Z.と名付けられたとも言われています。
X.Y.Zは1910年代に考案されたと推測され、1922年にアメリカで出版されたRobert Vermeire著の「Cocktails How to mix them」にレシピが本に初登場しています。
レシピは、ジン1/3、ドライ・ヴェルモット1/3、スイート・ヴェルモット 1/3 レモン・ジュース1/4個分、シュガーシロップ少々となっています。
このレシピは日本で1924年に出版された前田米吉 氏著の「コクテール 」にも登場しており、以下のレシピで書かれます。
XYZコクテール
ドライジン 1/3オンス、フレンチベルモット 1/3オンス、伊太利ベルモット1/3オンス、レモンジュース 1個分をシェークして、カクテルグラスに注ぎ、プレーンシロップまたはガムシロップを少量加えて進める。
1920年代後半にゴールド・ラム、コアントロー、レモンジュースのX.Y.Z.が登場し、1930年代にはジンベースがNo.1、ラムベースがNo.2として飲まれていました。
現在はラムベースで飲まれる事が一般となりダークラム・ベースかホワイトラム・ベースかに分かれてつくられます。