1953年6月、名古屋・御園座で開催されたJBA第5回オールジャパン・ドリンクス・コンクール コクテール部門1位の作品。6000程の応募作品から最終審査8作品が選ばれ優勝となったカクテルです。
作者は東京・銀座のバーテンダー石岡賢司 氏です。
カクテル名は、1952年に米国でLoius Armstrongの「Kiss Of Fire」がヒットし、同年に日本でもカバー曲「火の接吻(Kiss Of Fire)」がヒット。
カクテル名の由来は名曲 Kiss Of Fireからとのこと。
レシピは、ウォッカ1/3、スロージン1/3、ドライ・ヴェルモット1/3、レモン・ジュース2ダッシュ。
シュガーリム(スノースタイル)したカクテルグラスに注ぐというもの。
本家の「キッス・オブ・ファイヤー」カクテルは、石岡賢司 氏のお孫様の宇山祐二 (ジョニー)氏が経営する東京・学芸大学駅の近くにあるカフェ&バー「tricky's(トリッキーズ)」で楽しむことができます。
ジョニー氏は、今から24年程前に桜木町のT GIフライデーズで働かれており、その頃に私の以前の職場である横浜駅東口のカクテルバー・マルソウにご来店いただいた事がありました。
そのご縁もありtricky'sにお伺いさせていただきました。
キッス・オブ・ファイヤーの考案者のお孫様のジョニー氏に作っていただいた一杯は感慨深く、感激でした。
キッス・オブ・ファイヤーは、 Cocktail Bar Nemanjaのメニューにもございます!
是非お試しくださいませ!