先日、苺の「生体水」のサンプルを頂きました。
こちらは35℃の低温真空抽出で造られた液体です。
低温真空抽出の研究は2003年頃から始まっている様で、ここ2、3年で話題になってきました。
セルエキストラクトと生体水はほぼ同じかと思いますが、専門的な分野になるので今後更に色々な方にお会いして勉強させていただきたいと思います。
生体水は、通常の芳香蒸留水や搾った果汁とは異なるものです。
芳香蒸留水(フローラル・ウォーター)はほぼ水ですが、生体水は果物の中に存在していた成分だけで出来ており、果肉以外の細胞水と芳香成分が濃縮して取りこまれる果汁以上の液体との事です。
生体水は表面張力がとても低いことも特徴で、角質層への浸透力が高い液体でもあります。
液体には表面を出来るだけ縮めようとする性質があります。
生体水は、分子の運動が活発になると表面張力が低くなります。
そのため肌へより浸透する効果が期待され、苺の生体水の美容液が販売されているのですが大変人気がある商品とのことです。
まだまだ未知な存在ですが、様々な効果が期待できる液体だと思います。
今後更に勉強を続けて、カクテルにも取り入れてみたいと思います。