2019/04/02

"感謝"の花言葉をもつ磯菊を「ノンアルコールジンNEMA0.00エディション・プリンセスミチコ」のボタニカルに使用

日本の国花は桜と【菊】。

エディション・プリンセスミチコのボタニカルには菊も使用致します。

天皇家の紋章で国章でもある「十六八重表菊」。日本国旅券の表紙の菊は、十六八重表菊をデザイン化した「十六一重表菊」が使われます。

菊は西暦325年の第16第仁徳天皇13年に遣唐使が持ち込んだ菊が宮中で薬用として大切に使われて来たとの記録があります。

「万葉集」には157種の植物が登場しますが、菊を詠んだ歌は一首もなく、飛鳥時代・奈良時代の日本には菊が大変珍しいものであった様で、奈良時代中期から平安時代初期にかけて中国から多く持ち込まれたとも考えられています。

何千種類あるという菊ですが、イメージしている菊の大半が秋に咲くものばかりで、被災地の人々に寄り添う美智子様のメッセージが込められ皇居に植えたとされるハマギクも入手が難しいとの事でした。

最終的に今回のエディションに選んだ菊は、天皇皇后両陛下のご退位に向け、花言葉に「感謝」の意味を持つ【磯菊】を選びました。


浅岡さんからエディション・プリンセスミチコのお話を頂いた昨年末。
磯菊はギリギリ花をつけておりました。
磯菊は花以外にも若葉の部分から強い菊の香りがあり、若葉を摘むために春を待ちました。


磯菊は以前西伊豆の舟山氣水様からお分け頂いたものをカクテルバー・ネマニャの庭に植えて沢山栽培しておりました。

また今回の使用分が自家栽培の量では足りなかったため、三浦半島を散策し若葉を摘み取り、合わせて使わせて頂きました。


西伊豆の磯菊の葉は細長目で、三浦半島のものは丸みがある葉の形状です。

先日、摘み取りの翌日にマスターディスティラーの浅岡さんに蒸留して頂きブレンド用の磯菊ウォーターが完成致しました!

ブレンドが楽しみです。