今年の5月1日で日本にバーテンダー協会が誕生して95年となります。
今日は日本バーテンダー 協会(JBA)の初代会長となった荻野直寿(おぎの なおひさ) 氏のお話しです。
1885年、東京生まれ。
荻野直寿 氏は、1923年(大正12年)6月、東京・京橋で「コクテル専門アマチュア・スタンド」という日本初とも言われたスタンド形式のカクテルバーを開いた海軍退役少佐です。
3坪と小さいスタンド・バーでしたが、開店当初は、退役海軍少佐の肩書があることから、ビッグニュースとなり、朝日や毎日の新聞社までが写真入りで報道するほど注文を集めたバーでした。
その噂が広まると、財界政界の名士を始め在部外人までが車横付けでやってきてカクテルを楽しんだと言われています。
2ヶ月程で東京の名所にもなったようですが、関東大憲災で被害を受けてしまいます。同年11月には営業再開。
1929年には、日本バーテンダー 協会(JBA)の初代会長に就任する。
アマチュア・スタンドは、荻野 氏が病歿する1940年まで続いていました。
1940年(昭和15年)3月31日、55歳で他界となりました。
