2017/11/15

スチル蒸留器の初留液を陶器製蒸留器で再蒸留


先日は舟山氣水様経由で頂いた戸田のスチル蒸留クロモジ樹水の初留液を頂きました。

昨日、全て陶器製で揃え再蒸留致しました。

初留液(回収量から全体の1/5にあたる最初の20%)にはとても強い香りが含まれますが、金属製で蒸留した場合は金属酸化化合物が含まれる為(常に使用しているスチルは青錆びなど含まれる量が少ない)ヘッドカットされてしまいます。

30%カットという話も聞いた事がありますが、芳香成分の大半をカットしてしまう事になります。



自分の場合、今までは陶器製蒸留器で氣水を造る時には雑味除去を含め回収量の5%にあたる量をヘッドカットしておりましたが、今回もう少しカットの量を増やしても良いかと思いました。

これがアルコールならば5%の回収も勿体ないと更に思ってしまいます。

もしかしたら植物ごとにカットの量が違うかも知れませんね。



強い香りを持つスチル蒸留初留液のカットはもったいないので陶器製で再蒸留し、金属臭などが分離出来るかの実験でした。

加熱層は蘭引蒸留器、回収層と冷却層は純引蒸留器で行いました。



初留再蒸留液は、スチル初留に比べるとヒリヒリした刺激が少なく香り高く穏やかな味わいに変わりました。

更に気になり、その液体を再々蒸留。


更に柔らかい仕上がりになりました。

精油分離もしっかり確認出来ました。


陶器製の蒸留ではピュアな芳香蒸留水【氣水】が出来る事を再確認出来ました!

初留の回収率を増やす方法が更に探求すればあるかと思います。

陶器製蒸留器は素晴らしいですね(^-^)