2018/06/27

ANFAカクテルラボラトリーVol.7


昨日2018年6月26日(火)は、カクテルバー・ネマニャにてバーテンダー・マスタークラスの【ANFA カクテルラボラトリーVol.7】が開催されました。


第1部は、ミュンヘンにあるドイツ最古のカクテルバー「Pusser’s New York Bar」のバーマネージャーを務める那須孝光 氏を講師にお迎えしたマスタークラス。




Pusser’s New York Barの歴史やドイツのバー事情など貴重なお話とシグネチャー・カクテル3種を振舞って頂きました!

世界的に有名なドイツの伝説的なバーテンダー、チャールズ・シューマン氏は元Pusser’s New York Bar出身。



パッサーズ・ブリティッシュ・ネイビー・ラムは、Pusser’s New York Barで1か月で270本も使用するとの事。

写真下のシグネチャー・カクテル「Pusser's Painkiller」は、年間5万杯売れると言います。



ペインキラーは、No.1からNo.4まであるそうで、No.1はノンアルコールで、No.2はパッサーズ・ラムを40ml、No.3は60ml、No.4は80ml入れるとの事です。

カクテルは他、「20th Century」、「Blood & Sand」をお作り頂きました。





第2部は、北條智之の液体窒素のセミナーで、基礎知識と取扱い、液体窒素を取り入れたFerdinand's Cocktail Recipeをご紹介致しました。




私からは、液体窒素とはからはじまり、空気中の窒素の事と酸素濃度低下によるそれぞれのパーセンテージの症状、ライデンフロスト現象についてや、それぞれの容器の揮発量、取扱い業者様の話、フェルディンナンズ・ナイトロ・カクテルの紹介でした。




写真上は、ライデンフロスト現象により液体窒素内に手を潜らせて、一瞬触れても安全なところをみせている様子。


カクテル1は、ナイトトロ・マドリングを取り入れた「サウスサイド・フィズ」。





カクテル2は、液体窒素で凍らせるコンジュレ(Congelerは、冷凍するという意味)カクテル「コンジュレ・クインス」。




カクテル3は、エスプーマ状にしたプリンセス・メリー・カクテルを液体窒素で凍られた「ドラゴン・ブレス・プリンセス・メリー」。

ドラゴンブレス・カクテルで白い息を吐く様子(^-^)



参加者数名代表して液体窒素カクテル作成体験もして頂きました。



那須さん、有難うございました!


セミナーを企画されたANFA関東代表の手島さん、参加された皆様、お疲れ様でした!