2017年3月29、30日にプーケットのロング・バーにてアジア・バーテンダーズ協会(ABA)のバーテンダー世界大会ツアーの一つ「ザ・マスター・ワールド・バーテンディング・チャンピオンシップ2017」が開催されました。
大会はミクソロジー・カテゴリーの「ミックス・マスター部門」とフレア・カテゴリーの「フレア・マスター部門」で行われ総勢50名が出場致しました。
29日にミックス・マスターが行われ、日本からは国内予選を通過した北條久美子 選手と中宗根栄允 選手の2名が出場致しました。
ワールド予選は、ポーランド、ロシア、スイス、ポルトガル、フィンランド、カザフスタン、タイランド、インドネシア、シンガポール、韓国、台湾、中国、日本など各国の予選を勝ち抜いた25名の選手が出場。
予選は5つのカクテルを英語のプレゼンを加え競いました。
1.課題のメコン・タイ・サバイ1杯(30ポイント)
2.メコン・タイ・サバイのツイスト・カクテル1杯(60ポイント)
3.選手がくじ引きし選ばれたドロー・カクテル1杯(30ポイント)
4.審査員がくじ引きし選ばれたジャッジ・オーダリング・カクテル1杯(30ポイント)
5.レッドブル・ウォッカ1杯(10ポイント)
合計5杯の作成でした。
北條久美子の予選1位通過の動画はこちら!
ファイナリストは5名
1位通過 177.33p ポーランドのMarek Posluszny選手
3位通過 168.00p タイランドのPlnsuda Pongprom選手
4位通過 165.67p ポーランドのJanek Kachniarz選手
5位通過 155.33p カザフスタンのAlex Poltasky選手
ファアナリスト発表後30分の時間が与えられ、バーカウンターと別室にあるスポンサー・ボトルをテイスティングし、3種のカクテルのレシピ提出。
1.メインの創作カクテルでタイの新しいシグネチャー・カクテルであるメコン・タイ・サバイを再構築する"Mekhong Thai Sabai Twist"(100ポイント)
2.レッド・ブルと選手がチョイスしたスピリッツとジファールを5ml以上使用して創作する"Red Bull Cocktail Creation"(50ポイント)
3.ジファールと選手が選んだチョイス・スピリッツを使用して創作する"Giffard Creation Cocktail"(50ポイント)
それぞれ採点項目は6つ
1.Cocktail Name & Creatiity2.Inspiration with Mekhong History
3.Flaors,Taste & Aroma
4.Presentation,Appearance & Perfect Serve
5.Uniqueness of glassware/Vessel used
6.Garnish
ワールド・ファイナルの結果は以下でした。
ベスト・クロック・タイム賞 (スピード・チャレンジ1位) - Marek Posluszny -Poland
「メコン・ハーベスト」を創作したカクテルバー・ネマニャの北條久美子 選手
優勝 Jan Kachniarz - Poland
最もクリエイティブなRed Bull CocktailとGiffard Creation Cocktailを創作し総合優勝でした!
準優勝 Marek Posluszny - Poland
第3位 Pinsuda Pongprom - Thailand
第4位 北條久美子 - Japan
第5位 Alex Poltavsky - Kazakhstan
予選から決勝まで拝見させて頂き、大変勉強になりました。
日本代表で出場した家内と仲宗根さん、本当にお疲れ様でした。